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1998/11/01
【富山新聞】

定番/東京ホットライン、国会回廊、宮腰光寛氏、「会長」めぐり泰然自若
 自民党の
宮腰光寛代議士が、宮沢派会長の座を宮沢喜一蔵相から加藤絋一前幹事長に譲るかどうかで派内が揺れる中、「私は最初から(加藤氏の会長に)手を上げている」と泰然自若の姿勢をみせている。
 二十八日夜、都内の料理屋で開かれた同派の当選一回から三回の議員でつくる水曜会の会合で、小里貞利事務総長が「先日、山中貞則先生から『宮沢派は(代替わりが)順調にいっているようですね』と言われた」と
宮腰氏らに「禅譲」が安定して進んでいることを強調した。
 派内には河野洋平元総裁のグループに反対の動きがある。
宮腰氏は「私はポストが気にならないから」と話すものの、「次期総選挙に向け、故住博司代議士同様に強い後ろ盾がほしいはず」(党関係者)と見る向きもあり、やはり胸中は複雑?

1998/11/16
【富山新聞】

連載企画/富山県関係国会議員・東奔西走、宮腰光寛
宮腰氏、娘に似た絵に安らぎ
 自民党の
宮腰光寛代議士の東京・永田町の衆院議員会館事務所内に、このほど、少女をモデルにした絵画が飾られた。
 数年前に
宮腰氏の知人が持ってきた油絵で、モデルの顔が都内の大学に通う二女佐知さんにそっくりだったことから購入し、黒部市内の自宅に飾ってあったものを、長女で同じ都内の大学生である佐和さんに頼んで運ばせた。議員宿舎に持ち込んで毎日眺めているが、今では最もお気に入りの作品の一つとなっている。
 
宮腰氏は長男の寛郎君が中学三年生とあって、現在、単身赴任の生活を送っている。娘に似た油絵の柔らかいまなざしが、多忙な議員活動の安らぎとなっているよう。

1998/11/22
【富山新聞】

定番/東京ホットライン、国会回廊、綿貫民輔氏、県議選の調整で心砕く
 自民党の綿貫民輔代議士が党県連会長として、来年の県議選で現職、新人三氏が出馬する下新川郡選挙区の調整に心を砕いている。
 下新川郡は自民現職二人に新人一人が挑む図式となっているが、綿貫氏が十五日の新人候補の後援会総会で講演したことが波紋を呼んだ。
 綿貫氏によると「私の事務所で働いたことがあり、個人的な関係で出席した」と弁解するが、その後、もう一方の陣営から「当然、わが候補の後援会でも応援を」と一時、同氏を綱引きする状態となった。
 現職と新人の二人が出馬する入善町に関しては、地盤を持つ長勢甚遠、
宮腰光寛代議士に「何とかならないか」と調整を依頼したこともあったが、選挙をめぐる「川筋根性」(綿貫氏)の激しさに今は静観の構え。

1998/11/23
【富山新聞】

連載企画/富山県関係国会議員・東奔西走、宮腰光寛
●2区の町村議長迎えて講演、
宮腰氏、「勉強の日々」を説明
 自民党の
宮腰光寛代議士はこのほど、東京・赤坂の富山県赤坂会館で富山2区内十二町村議長らを迎えて講演し、党の部会や委員会で政策を学ぶ日々の活動や政局について語った。
 
宮腰氏は衆院富山2区補選で当選したことに対する礼を述べ、一年生代議士として、毎日午前八時から始まる党本部での部会などに出席する「勉強の日々」について説明した。
 注目を集める自民党と自由党の連携による消費税率の引き下げについては、「自由党が掲げる消費税率の一時引き下げは、民主党も反対しており、難しい」と否定的な考えを示した。自由党議員の大蔵大臣就任のうわさに関しては「宮沢喜一蔵相はすぐに大臣を辞める考えはなく、来年の通常国会までは自由党は閣外協力にとどまるのではないか」と所属する宮沢派の動きから見通しを述べた。
 講演は町村議会議長全国大会が開かれ、関係者が集まったことから行われた。
宮腰氏は「私は選挙の応援が大好きなので、来年の統一地方選には、いつでも呼んでいただきたい」と有力な支援者に気配りをみせた。

1998/11/25
【富山新聞】

富山県山田村長選、山崎吉一氏が無投票3選
 任期満了に伴う富山県山田村長選は二十四日、告示され、午後五時で届け出が締め切られた結果、三選を目指す現職の山崎吉一氏(69)=同村中瀬、自民、二期=以外に届け出がなく、山崎氏の二期連続無投票当選が決まった。任期は来月十八日から四年間である。
 午後五時過ぎ、同村小島の選挙事務所に無投票当選の知らせが届くと、詰めかけた約三百人の支持者の拍手の中を山崎氏が支持者に担がれて会場入りし、山崎久義選対本部長が当選を宣言した。
 万歳三唱し、だるまに目を入れた後、宮子夫人と並んで孫の康平ちゃん(5つ)らから花束を手渡された山崎氏は満面の笑みを浮かべて歓呼にこたえた。山崎氏は「声なき声を肝に銘じたい。皆さんとともに考え、決めて行動する村づくりを目指す」と決意を述べた。
 続いて、
宮腰光寛代議士、福岡隆県企画部理事(知事代理)、竹内弘則、川原敏彦、米原蕃県議、県町村会長の溝口進福野町長をはじめ、吉村栄二八尾町長、森野義博婦中町長、安念鉄夫砺波市長ら近隣の首長が祝いの言葉を述べた。
●〔略歴〕
 山崎吉一氏(やまざき・よしいち) 婦負農学校卒。山田村産業建設課長、総務課長を経て昭和五十年から同村収入役、六十二年から助役を務め、平成二年十二月に村長に初当選した。村土地改良区理事長。同村中瀬二七〇三。

1998/11/25
【富山新聞】

高規格道路網の整備を、北陸4県で促進協発足、副会長に中沖・富山県知事
 北陸地方高規格道路網整備促進協議会の設立総会と報告会は二十四日、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで行われ、会長に谷本正憲石川県知事、副会長に中沖豊富山県知事を選任し、北陸四県と関係市町村が連携して高規格幹線道路と地域高規格道路の早期整備を政府などに求めることを決議した。
 総会では、福井、新潟の各県知事も副会長に選び、発起人代表として、新原芳明富山県副知事が「幹線道路と高規格道路による一体的なネットワークの形成は、北陸の地域経済の発展のために重要」と協議会の設立の趣旨を説明した。
 この後の報告会では、谷本会長が「北陸地方は日本海国土軸の要に位置し、高規格道路網の早期完成が環日本海地域のゲートウエーの確立につながる」と四県の連携を呼び掛けた。綿貫民輔代議士らが事業推進への協力を約束した。政府の第三次補正予算や平成十一年度予算での建設予算確保を図ることなどを要望する決議を採択した。
 北陸地方の高規格幹線道路は北陸自動車道や能越自動車道など九路線あり、地域高規格道路は富山外郭環状道路や富山高岡連絡道路などの二十三路線が計画されている。
 富山県からは、
宮腰光寛、萩山教嚴、橘康太郎の各代議士、鹿熊安正、谷林正昭の各参院議員、筱岡与次平県議会議長らが出席した。

1998/11/25
【富山新聞】

「赤字公債は出さずに」、予算編成で中沖知事、富山県関係国会議員に説明
 富山県は二十四日、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで県関係国会議員に対する十一年度の重要要望事項説明会を開き、中沖豊知事は「行革を着実に進めて税収の不足分を補い、赤字地方債を出さない覚悟で予算編成に臨みたい」と決意を述べ、都市計画道路「呉羽町袋線」(富山大橋)などの新規事業十四件、二〇〇〇年とやま国体への支援など継続事業四十一件への協力を求めた。
 説明会で中沖知事は「税収の大幅な落ち込みで地方行政は厳しい情勢だが、景気対策に配慮して、二十一世紀を展望した要望事項に絞り込んだ」と予算獲得への協力を求めた。
 県側の説明の後、意見交換が行われ、綿貫民輔代議士が「全日空だけでなく、他の航空会社へも東京便の就航を働き掛けてはどうか」と東京便増便への努力や優良田園住宅の制度の活用、富山医薬大生の県内の病院への就職率向上の必要性を指摘した。
 長勢甚遠代議士は介護保険制度導入に伴う施設整備を積極的に取り組むよう要請し、
宮腰光寛代議士は地方財政の厳しい中、発電水利使用料の基準額の引き上げを求めた。萩山教嚴代議士は「党の部会などで消費税の一%を地方の財源に回せないか協議したい」と述べた。
 中沖知事は、各国会議員の指摘、要請に努力する考えを示しながら、「国の第三次補正予算の受け入れについては、可能なのものを建設省と協議しながら二月の補正予算に計上したい」と述べた。

1998/11/26
【富山新聞】

公共事業重点配分を、東京で日沿議連・振興連総会、特別決議を採択、「日本海国土軸」受け
 日本海沿岸地帯振興促進議員連盟・日本海沿岸地帯振興連盟の合同総会は二十五日、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで開かれ、三月に策定された新しい全国総合開発計画に「日本海国土軸」が明記されたことを受けて、同地域への公共事業費の重点配分などを求める特別決議を採択した。
 総会では、同振興連盟世話人代表の中沖豊知事が「日本海国土軸の形成のために、議員連盟と連携して、基幹的社会資本整備を進める必要がある」と国土の均衡ある発展を求めた。
 議員連盟会長の桜内義雄代議士も「基盤整備事業の促進へ共に努力し、成果を挙げたい」とあいさつした。
 特別決議では、関係省庁で進めている地域連携の在り方の整備調査に地方の意見を反映させることや、公共事業費の重点配分では、日本海側の高速交通体系、空港、港湾の整備などを求めている。
 この後、日本海国土軸推進シンポジウムが開かれた。富山県からは綿貫民輔、
宮腰光寛、橘康太郎の各代議士、鹿熊安正参院議員らが出席した。

1998/11/27
【富山新聞】

加藤紘一氏、宮沢派を継承、宮沢氏「年内禅譲」を明言、宮腰代議士「加藤氏を支えるだけ」
 自民党宮沢派会長の宮沢喜一蔵相は二十六日午後、大蔵省で同派の小里貞利事務総長と会談し、派閥会長の加藤紘一前幹事長への代替わり問題について「年を越さない方がいい」と述べ、年内に派閥会長を加藤氏に譲る考えを明らかにした。宮沢氏は、十二月十四日の臨時国会終了直後に再び小里貞利氏と会談し、最終決断として示したいとしている。これに伴い加藤氏は、宮沢氏に派閥の名誉会長就任を要請する意向だ。
 旧渡辺派の山崎拓前政調会長も来年秋の自民党総裁選出馬を視野に派閥独立の意向を固めており、自民党内の世代交代の動きと総裁選に向けた主導権争いが激しくなりそうだ。
 宮沢氏は会談の中で「なるべく派閥を割らないようにしてほしい。また、(自由党との)自自連立の動きに対しての姿勢を考えておいてほしい」と述べ、同派内の河野洋平元総裁支持グループとの調整を図ることや、自自連立への流れが強まる党内で執行部との摩擦が生じないよう留意することを派閥継承の条件に挙げた。
 会談は、宮沢派内で高まる加藤氏への代替わりを求める声を受け、小里氏が宮沢氏に会長交代の時期を明確にするよう要請する目的で行われた。加藤氏は派閥継承と総裁選出馬をにらんで既に自身の政策ビジョン取りまとめ作業を始めており、年内にも公表する方針だ。
 ただ、加藤氏は自自連立に批判的な立場を既に明らかにしている。宮沢氏は小里氏に「小渕政権を支える意味で柔軟に対応しないといけない」と指摘、小里氏を中心に調整を進める。
 一方、加藤氏への現時点での代替わりに反対していた河野氏支持グループは二十七日にも会合を開き、対応を協議する。
●加藤氏を支えるだけ、
宮腰代議士
 宮沢派に所属する
宮腰光寛代議士は「派内は最初から、加藤さんが派閥を継承することで了解する雰囲気があり、私自身も最初から支持してきた。これまで宏池会は分裂することなく、禅譲で受け継がれており、加藤さんを支えるだけだ」と述べた。

1998/11/29
【富山新聞】

定番/東京ホットライン、宮腰光寛氏、「加藤派」支える決意、名実ともに“住後継”へ
●「私に迷いない」
 ◇…自民党の
宮腰光寛代議士が、宮沢喜一蔵相が年内に宮沢派を加藤紘一前幹事長に譲ることを明言したことを受け、「加藤派」を支える姿勢を積極的に打ち出している。八月の衆院補選に当選したばかりの宮腰氏にとって、加藤氏の後ろ盾を得ることで、「次期衆院選を有利に戦いたい」(党関係者)との狙いもあるとみられ、来秋の総裁選では「加藤政権」の実現に汗を流す決意である。
 二十五日夜、都内のホテルで開かれた同派の当選一回から三回の議員でつくる水曜会の会合で、小里貞利・同派事務総長が
宮腰氏らに「宮沢さんのこれまでの感触では、(代替わりは)十二月中旬くらいになりそうだ。内閣改造の時期は分からないが、今後、人事は(加藤)会長が仕切ることになる」と打ち明けた。これに対して宮腰氏は「私には迷いはない。この変革の時期に、加藤先生を支えていけるのは、政治家として本望です」と「加藤派」の一員としての覚悟を伝えた。
●住氏と親しい関係
 ◇…加藤氏は
宮腰氏が地盤とする富山2区の衆院選に、少なからずかかわってきた。元法相・住栄作氏と親しく、昭和六十一年十二月に栄作氏が死去した際、二男の博司氏に後を継ぐよう勧めた。弔い合戦となった平成二年二月の総選挙では公認候補者選びが難航したが、公示後に博司氏の追加公認を決定した陰にも「加藤氏の力があった」(党県連関係者)とされている。
 そして、今年七月の博司氏死去後の補選の二転三転した公認候補者決定劇でも、加藤氏が自民党県連会長の綿貫民輔代議士と話し合い、最終的に
宮腰氏を選んだ経緯がある。宮腰氏が宮沢派の代替わり問題の当初から、「私は最初から(加藤氏の会長に)手を挙げている」と姿勢を鮮明にするのも、「衆院富山2区補選のことを考えれば、当然の態度」(周辺)といえた。
●補選のしこり解消も
 ◇…もっとも、補選では、住博司氏の兄一郎氏が出馬して、自民党の支持層が一部分裂した。今もしこりの解消に努める
宮腰氏にとって「博司氏の後見人だった加藤氏を支える決意を示すことが、名実ともに”住後継”として認めてもらうことができる」(周辺)と読み取る向きもある。
 派内には加藤氏への禅譲に反発する河野洋平元総裁のグループが派閥を離脱する動きがあり、自自連立への対応いかんでは、「加藤政権」の芽が摘み取られる危険性もはらんでいる。今後の”加藤親衛隊”としての
宮腰氏の働きが総裁選に向けた地盤固めにもつながりそうな気配である。