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1999/03/01
【富山新聞】
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連載企画/富山県関係国会議員・東奔西走、宮腰光寛
●宮腰氏、地元ゆかり議員と懇親
自民党の宮腰光寛代議士は二月二十四日、都内の料理屋で開かれた加藤、森、山崎の三派にそれぞれ所属する当選一回の衆院議員の会食に出席し、森派の石崎岳北海道開発政務次官(北海道3区)と懇親を深めた。
宮腰氏に対し、石崎氏が「実は私の先祖は下新川郡出身なんです」と気軽に話し掛けてきた。二人の会話は、富山県人が北海道開拓に渡った話題などで盛り上がったという。
宮腰氏は二月十八日の衆院予算委員会でも「明治時代には新川県が存在し、この地域は一体である」と述べ、「新川モンロー」とも評される郷土意識の強さをのぞかせた。同じ京大OBでもある石崎氏とは年齢も近く、仲間意識が強まった。
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1999/03/03
【富山新聞】
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片岡清一氏に最後の別れ、東京で葬儀・告別式、中曽根康弘・元首相ら参列
二月二十六日に死去した旧富山2区選出の自民党代議士で元郵政相の片岡清一氏の葬儀と告別式が二日、東京都中野区中央の宝仙寺で営まれ、政財界の関係者が片岡氏の功績を振り返り、人柄をしのんだ。
読経に続いて、葬儀委員長の中曽根康弘元首相が片岡氏の著書「バカ正直の効用」を引き合いに「ばか正直一徹を信条とする古武士の風格は、多くの国会議員から慕われた。この国難の時期に先生を失ったのは痛恨の極みである」と片岡氏の遺影に別れを告げた。自民党富山県連の綿貫民輔会長、中沖豊知事代理の大永尚武県出納長が「清廉潔白な政治姿勢で、郷土の富山の発展のために努力された」と弔辞を述べた。
葬儀では、竹下登元首相、伊藤宗一郎衆院議長、小沢一郎自由党党首、自見庄三郎元郵政相、谷垣禎一大蔵政務次官、村上正邦元労相、富山県関係では、宮腰光寛代議士、鹿熊安正参院議員らが参列し、焼香した。
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1999/03/07
【富山新聞】
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統一地方選の動き、堀内三郎氏が事務所開き、富山県議選・黒部市区
富山県議選黒部市選挙区(定数二)に立候補する自民党現職の堀内三郎氏(69)=同市沓掛=の後援会事務所開きは六日、同市荻生の同事務所で行われ、支持者らが必勝を誓い合った。
会場には自民党の長勢甚遠、宮腰光寛両代議士、荻野幸和黒部市長、稲田弘同市議会議長、島倉敏夫YKK専務、地元市議十二人のほか千田稔、竹内弘則県議も激励に駆けつけ、堀内氏が「皆さんの期待に応えられるよう、命をかけて戦いたい」と決意を述べた。
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1999/03/07
【富山新聞】
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定番/東京ホットライン、国会回廊、宮腰光寛氏、「一一会」に選挙制の思惑?
自民党の宮腰光寛代議士は、衆院小選挙区制での補選や繰り上げで当選した一回生議員とともに「一一会」を結成しようという計画を練っている。
先月末の加藤、森、山崎派に所属する当選一回の代議士の会合で、議員辞職などで繰り上げ当選した小島敏男代議士(比例代表北関東ブロック・森派)や奥谷通代議士(同近畿ブロック・山崎派)らとの間で話が持ち上がった。
名称は昨年、議長席に向かって前列左端に座っていた宮腰氏に対して森喜朗幹事長が「一丁目一番地の席だな」と話しかけたことをもじり、同氏が提案した。
宮腰氏は「野党にも参加を呼び掛けたい」と実現に意欲をのぞかせるが、「中選挙区制に戻そうという動きに対するけん制では」(周辺)といぶかる声も。
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1999/03/08
【富山新聞】
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連載企画/富山県関係国会議員、東奔西走、「地域の役割」認識を訴え、宮腰光寛氏
●宮腰氏、党本部で危機管理報告
自民党の宮腰光寛代議士は五日、自民党本部で開かれた危機管理プロジェクトチームの会合で報告し、今国会で審議される日米防衛協力のための新指針(ガイドライン)関連法案について、「都道府県議会における国家安全保障への理解が必要」と指摘した。
宮腰氏は「わが国の港湾の状況と自治体における非核平和宣言」と題して報告した。
同関連法案では、日本の平和に影響を与える「周辺事態」が発生した場合、政府は都道府県に港湾や空港を米軍へ提供するよう協力を求めることができるとしている。
同氏は過去三年間に米艦船が十五都道府県、十八カ所の港湾に四十九回寄港しており、十五自治体のうち広島、長崎、大阪などの一府四県が非核平和宣言していることを調査、説明した。
高知県のように「非核証明書」の提出を米艦船に求めるという問題が波及する可能性も指摘し、「地方の役割を地方の議員にも理解してもらうことが大切である」と主張した。さらに、阪神大震災を例に挙げながら、地方道を効率的に活用するために一元的な管理が必要であるとの持論を展開した。
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1999/03/10
【富山新聞】
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「夢ある課題に取り組みたい」、海洋議連が再興、会長に綿貫民輔氏
自民党の海洋議員連盟の設立総会は九日、東京・永田町の党本部で開かれ、会長に綿貫民輔代議士を選んだ。富山県が研究を進める深層水など海洋資源の開発や海洋交通の安全保障、海洋汚染対策など次世代につなぐ課題に取り組む。
海洋議員連盟は平成八年に会長の二階堂進元党副総裁が引退し、政府が国連海洋法条約を締結・批准して以後、休止状態となっていた。今回、二階堂氏の下で議連の幹事長だった綿貫氏らが新体制で再スタートさせた。
設立総会で綿貫氏は「海洋問題は未知の分野が多く、党の政務調査会と連携しながら夢のある課題に取り組みたい」と抱負を述べた。
同議員連盟は百十七人で構成され、県関係国会議員では、長勢甚遠、宮腰光寛、橘康太郎の各代議士、鹿熊安正参院議員も会員となっている。
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1999/03/11
【富山新聞】
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谷正雄氏のめい福祈る、富山市で葬儀、1200人参列
六日死去した北陸経済連合会長、北陸電力会長の谷正雄氏の葬儀は十日、富山市西番のセレモニーホール富山で営まれ、約千二百人が北陸の産業、経済の発展に尽力した同氏の急逝を惜しみ、めい福を祈った。
読経に続いて、山田圭藏北陸電力社長、中沖豊知事、谷氏の出身地である魚津市の石川精二市長が弔辞を述べた。山田社長は、オイルショックや志賀原発建設での谷氏の経営手腕をたたえ「谷会長は常に緻密な情報収集と分析、果敢な決断力で困難な課題を克服された」と遺徳をしのび、中沖知事は「北陸新幹線の建設促進、日本海国土軸の整備などに心血を注がれたことに県民を代表して感謝と敬意を捧げる」と述べた。
葬儀には、富山県選出の綿貫民輔、宮腰光寛の両代議士、鹿熊安正参院議員、筱岡與次平県議会議長、正橋正一富山市長、佐藤孝志高岡市長、久保田照雄県商工会議所連合会長、犬島伸一郎県銀行協会長、宮本佐智夫富山新聞社代表ら各界の代表をはじめ、全国の電力会社などから代表者らが参列した。
谷氏には北陸電力とともに歩み電力の安定供給に尽くしたことにふさわしく「北振院供安正奠居士」の戒名が付けられた。
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1999/03/14
【富山新聞】
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統一地方選の動き、竹内弘則氏の後援会事務所開き、県議選婦負郡区
●竹内氏の後援会事務所開き、県議選婦負郡区
富山県議選婦負郡選挙区(定数二)に立候補を予定している自民党現職の竹内弘則氏(67)=三期、婦中町下轡田=の後援会事務所開きは十三日、婦中町板倉の事務所で行われ、支持者らが結束を固めた。
島田伊作後援会長のあいさつに続き、藤澤隆自民党婦中支部幹事長、宮腰光寛代議士、森野義博婦中町長、吉岡平八郎細入村長、若瀬太郎雄婦中町農協組合長が激励し、竹内氏が四期目に向けた決意を述べた。
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1999/03/18
【富山新聞】
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未着工区間の扱い焦点、北陸新幹線、月内に自自協議の会議発足
自民、自由両党は十七日、北陸新幹線など整備新幹線の関係議員会議を今月中に発足させることを決めた。両党は八月末の十二年度政府予算概算要求前に新しい建設基本計画を策定する方向で一致している。協議では、同計画で北陸新幹線魚津―石動間など未着工区間の取り扱いや新しい財源の枠組みについての論議が焦点となる。
自民党は十七日の整備新幹線建設促進議連の会合で、今月中に自由党との協議が始まり、同時に党整備新幹線建設促進特別委員会で新建設基本計画の同党案策定が進められるとの見通しを示した。
北陸新幹線については、七年以内に長野―上越間をフル規格で同時開業させる方針を確認した。建設国債や十一年度政府予算に五千億円計上された公共事業予備費を活用し、建設費の上積みを働き掛ける。富山県関係では、綿貫民輔、長勢甚遠、宮腰光寛、萩山教嚴、橘康太郎の各代議士らが出席した。
一方、自由党は十七日、党整備新幹線建設促進特別委員会の会合で、二十四日の次回会合で北陸新幹線の石動―金沢間など既着工区間の完成年次、石動―魚津間をはじめとする未着工区間の建設開始時期について意見をまとめることを決めた。自民党との協議で未着工区間の用地を先行取得できる制度の新設などを求め、長野―上越間の飯山トンネル工事現場への視察も予定している。
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1999/03/19
【富山新聞】
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確定拠出型年金議連が発足、幹事長に長勢甚遠氏
確定拠出型年金導入推進議員連盟の設立総会は十八日、自民党本部で開かれ、会長に橋本竜太郎前首相、幹事長に長勢甚遠代議士を選んだ。同党は平成十二年度中に同年金に関する法案提出を目指している。
確定拠出型年金は、決まった掛け金を毎月拠出し、その積立金の運用成績によって、将来支給する年金額が変わるもので、長勢氏が議連の呼び掛け人となった。党私的年金等に関する小委員会の委員長代理も務め、同年金導入の中心的役割を果たしている。
同議連は八十六人で構成し、宮腰光寛代議士も会員に加わった。
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1999/03/22
【富山新聞】
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統一地方選の動き、川原敏彦氏が事務所開き、県議選婦負郡区
富山県議選婦負郡選挙区(定数二)に立候補を予定している自民党現職の川原敏彦氏(60)=二期、八尾町福島=の後援会事務所開きは二十一日、同町福島の事務所で行われた。
高野啓良後援会長があいさつした後、宮腰光寛代議士、山崎吉一山田村長、吉岡平八郎細入村長、井沢行雄八尾町議会議長、山田幸仭山田村議会議長、竹井昭夫細入村議会議長、山口武雄自民党八尾町支部幹事長代行の順で激励した。川原氏は「介護問題や道路など課せられた課題は多い。力の限り頑張って、地域の方の心に通じる活動を行いたい」と決意を述べた。
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1999/03/22
【富山新聞】
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連載企画/富山県関係国会議員・東奔西走、宮腰光寛
●宮腰氏、県議出身の会に出席
自民党の宮腰光寛代議士はこのほど、東京・永田町のキャピトル東急ホテルで開かれた県議出身の国会議員でつくる「登龍会」に初めて出席し、先輩議員らと懇親を深めた。
同会は七十九人の衆院議員が会員となっている。宮腰氏は「ミスター消費税」と呼ばれた会長の山中貞則元党税制調査会長の話に耳を傾けた。
山中氏は戦争中に物品税を経験し、「大蔵政務次官時代に物品税の問題を勉強した。それが平成元年の竹下内閣での消費税導入つながった」と話した。
登龍会は龍が天に昇るように頂点を目指す意味があり、最高顧問の竹下登元首相の酌を受けた宮腰氏も「まずは勉強が大切」との意を強くした。
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1999/03/24
【富山新聞】
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連載企画/潮流、「富山県議選焦点区を探る、魚津市」、保守3氏、しのぎ削る、現職2氏も攻めの姿勢
魚津市選挙区(定数二)は自民現職の千田稔氏(68)=五期=と高野行雄氏(51)=一期=に、無所属新人の稗苗清吉氏(54)が挑む保守同士の戦いとなる公算が大きい。前回は、勇退した社会(当時)の西浦三郎氏を継いだ森内俊雄氏が次点に泣き、保革で議席を分け合ってきた図式が崩れた。
●無風ムード一転
今回は地元から谷林正昭参院議員を送り出す民主などの動向が注目されたが、候補者擁立に至らず、市議会最大会派の自民党議員会長を務めた稗苗氏の出馬表明で無風ムードから一転、選挙戦に突入した。現職両陣営は前回獲得票の目減りを警戒し、「守り」から「攻め」に転じる戦術に切り替えており、保守系三氏による激しい前哨戦を繰り広げている。
千田氏陣営は建設業、金融業関係や血縁関係にある地元企業などの支援に加え、県議五期の実績が築き上げた市内十三校下の後援会のほか、親類などを集めた千親会組織をフル回転させる。新人の出馬を意識し、「相手の地元などで票を食われ、前回より目減りするのは明らか」と県政報告会をこまめに開き、積極的に打って出る構えである。
高野氏陣営も元県議の父由郎氏の支持者層に加え、市消防団長に就いたことなどから全市的な支持の広がりに期待する。若さと行動力を意識的にアピールし、県政報告会などによる対話中心の運動を進めている。魚津市内からの通勤者が多い滑川市の有力企業の支持も取り付けたとされ、着々と準備を進めている。
●衆院補選で亀裂?
稗苗氏出馬の背景について関係者の間では、昨年の衆院富山2区補選をめぐる自民党魚津市連内のしこりを指摘する向きもある。とりわけ、千田、高野、稗苗三氏はいずれも長勢甚遠代議士系とされることから、難航の末に旧住博司代議士系の県議だった宮腰光寛氏に一本化された同補選の選考過程で、長勢系魚津市議の間に亀裂が生じたと見る関係者も少なくない。
稗苗氏は無所属のハンデを克服するため、精力的にミニ集会を開き、後援会ニュースも発行して支持拡大を図り、地縁、血縁をたどり、地元から全市への広がりを目指す。さらに、非公式に市内民主党関係者に支援を打診したとされるが、労組関係者を中心とする市内の「反自民」票をどの程度集めることができるか注目される。
稗苗氏陣営が血縁を掘り起こす戦術を進めるのに対して、現職の両陣営もこれに対抗するように「女性の集い」や「女性の会」を開催して女性パワーによる広がりに期待をかけており、関係者からは「母ちゃん戦争」と呼ばれるほどの過熱ぶりである。
市内有権者は約三万八千人。投票率を前回並みの七三%強と予想すれば、一万票が当選ラインとなる。各陣営では、地域の結束力が強いとされる経田、道下地区に狙いを定め、集票に余念がない。
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1999/03/26
【富山新聞】
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連載企画/潮流、「県議選焦点区を探る 黒部市」、新人2人が激しい火花、保守一本化もつかの間の夢
黒部市選挙区(定数二)は、自民現職の堀内三郎氏(69)=沓掛、三期=と、無所属新人の大野久芳氏(50)=生地=、同、横山栄氏(50)=石田=の三人による争いが確実になり、無風区から一転、激戦区となった。長勢甚遠代議士系列の堀内、大野両氏に対し、故住博司代議士系列につながる横山氏が出馬を表明し、市内の保守勢力は三分され、互いに一歩も退かぬ厳しい戦いを繰り広げている。
「今回は無投票か」との見方が一時広がった背景には、昨年夏の住代議士死去による衆院富山2区補選での保守の一本化がある。候補選考過程での曲折を乗り越え、「黒部市から代議士を」との大義の下、市内では堀内氏、大野氏のみならず、最有力候補とされた荻野幸和市長らも過去のいきさつを胸にしまい込み、住代議士を支持する有力県議だった宮腰光寛氏を代議士に押し上げた。
●宮腰氏も動けず
それだけに長勢派には「衆院補選の恩義を忘れたか」と、横山氏出馬への反発を強める。同じ石田地区出身で、横山氏が後援会幹部を務める宮腰代議士もこうした状態に動くに動けない状態だ。
住派の中では昨年暮れから、県議選への候補者擁立を探る動きが水面下で続いていた。「一月の市議選が終われば必ず表面化する」と断言する市議もいた。昨年十月、大野氏が機先を制するように出馬表明したのを受け、住派では「長勢派が黒部市の二議席を独占」「大野氏は堀内氏の後継だったはず」といった、旧代議士系列を意識した物言いが目立っていた。
二月中旬に横山氏が出馬を表明した。「市議選が無投票になり、市長選も五期連続無投票。市民が選挙権を行使できない状態に疑問を感じた」と横山氏は出馬の理由を説明した。
「宮腰氏とは一切相談せず、自分で決めた。迷惑をかけるが、長い目で見れば、必ず宮腰氏のためにもなる」。横山氏は”自らの決断”を強調し、宮腰氏とはあえて距離を置く姿勢を崩さなかった。一説には将来の定数削減や中選挙区復活を見越した動きとの見方もあるが、定かではない。
●地域間戦争に
告示まで一週間に迫り、三陣営の動きは活発さを増している。冷菓会社を経営し、黒部JCの創設メンバーでもある横山氏が、地元の石田地区を固め、焦点の三日市地区に出城となる事務所を構えて経済界やJC時代のつながりから票の上積みを狙うのに対し、大野氏は市議二期八年間の実績と、県青年団協議会長や日本青年団協議会副会長を務めた行動力、さらに荻野市長との良好な関係を示唆し浸透を図る。二人とも同じ年齢で互いのライバル意識は強く、選挙戦は新人二氏による石田、生地を巻き込んだ地域間戦争の様相も呈している。
堀内氏は県議三期の実績に加え、宮腰代議士誕生の立役者とされることから、今月六日の後援会事務所開きには長勢、宮腰両代議士のほか、市議が多数はせ参じた。安定した戦いと見られるが、「選挙に油断は禁物」と、市内各地区後援会を引き締める。
●〔前回県議選の結果〕(カッコ内は当時)
当 宮腰光寛(自現)9,080
当 堀内三郎(自現)6,690
平崎功 (共新)1,554
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1999/03/29
【富山新聞】
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連載企画/富山県関係国会議員、東奔西走、宮腰光寛
●宮腰氏、不審船の対応で議論を
自民党の宮腰光寛代議士は二十六日、衆院日米防衛協力指針特別委員会に出席し、「野党側がだれも、能登沖で領海侵犯した不審船について質問しなかった」と対応に疑問を呈する。
特に不審船が発見された場所について、「能登沖というよりも、富山湾沖と言った方がいい。悪天候を利用して頻繁に来ているはず」と警戒体制の充実の必要性を指摘する。
宮腰氏は党の危機管理プロジェクトチームの一人で、同委員会で審議中の日米防衛協力のための新指針(ガイドライン)関連法案について勉強を重ねている。「威嚇射撃したが船を取り逃がした。『周辺事態』が発生した際の対応の参考になるはず」と突っ込んだ議論を求める。
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1999/03/30
【富山新聞】
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北陸振興の功績しのぶ、富山市、北電の谷正雄・会長社葬に2200人
六日死去した北経連会長、北陸電力会長の谷正雄氏の社葬は二十九日、富山市の北電本店大ホールで行われ、北陸の政界、経済界などの関係者約二千二百人が参列し、産業発展に尽くした谷氏のめい福を祈った。
黙とうの後、従三位に叙せられたことが報告され、谷氏が生前、趣味の登山を楽しんだ様子や北陸新幹線建設促進活動、志賀原発の建設などに奮闘したありし日の姿を撮った映像が上映された。
葬儀委員長の山田圭藏北電社長は「谷氏は志賀原発、七尾大田火力など電源立地の最前線で取り組まれ、火中のクリを拾うことを厭わなかった。病床にあっても北経連会長として北陸新幹線建設促進に向けて壮絶ともいえる情熱を傾けた」と追悼の辞を述べた。
奥村裕一通産省資源エネルギー庁公益事業部長が与謝野馨通産相の弔辞を代読、森井清二日本電気協会長が弔辞を述べた。喪主を務めた谷氏の長男亨氏はじめ綿貫民輔、長勢甚遠、宮腰光寛各代議士、中沖豊富山県知事、谷本正憲石川県知事、西川一誠福井県副知事、久保田照雄富山県商工会議所連合会長、本多正道富山県経営者協会長、中尾哲雄富山経済同友会代表幹事、南義弘高岡商工会議所会頭、宮本佐智夫富山新聞社代表らが次々と献花した。
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1999/03/31
【富山新聞】
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候補者数は過去最低に、2日告示の富山県議選、少数激戦
四月二日告示の第十四回富山県議選には定数四十五に対して、過去最低の五十六人が立候補する予定である。三十日までに、十五選挙区のうち九選挙区で立候補予定者が定数を上回り、選挙戦になり、六選挙区では無投票となる公算が大きい。選挙戦となる選挙区の各陣営では告示を待たずに激しい前哨戦を繰り広げている。
県議選は、定数が四十七から四十五に削減されて初めて実施される。氷見市が三から二に、定数二の小矢部市と西砺波郡が「合区」され、定数三の「小矢部市・西砺波郡」となって合わせて二議席減っている。
これに対して、立候補予定者数は五十六人となる見込みで、党派別内訳は自民三十六人(現有議席三十五)、社民六人(同六)、民主二人(同二)、公明一人(同一)、共産三人(同一)、無所属八人(同ゼロ)となっている。
立候補者数は過去最低だった平成三年の六十人(定数四十七)を下回るのは確実で、少数激戦の選挙戦が展開される見通しである。
自民党は前回選挙後の自民党入りを含めて三十七議席を持っていたが、堂故茂氷見市長、宮腰光寛代議士(黒部市)の転出で三十五議席に減った。今回は三十六人を公認して従来通りの「絶対多数」を目指す。
社民党は現有六議席確保が至上命題。前回は社会党として八議席獲得したが、このうち二人が民主党を結成して移籍したため六人に減っている。六議席は会派として議案を提出できる最低議席数であり、一議席も落としたくないところである。
民主党、公明党はいずれも現状維持を目指し、富山市に集中して戦いを進める。共産党は富山市、高岡市、小矢部市・西砺波郡で各一人を擁立し、議席増を目指している。
無所属候補のうち数人が当選後に自民党入りするとみられる。
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1999/03/31
【富山新聞】
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首都機能の中部移転目指し議連、会長に綿貫民輔氏
自民党の「中部地域に首都機能を移転する国会議員連盟」の設立総会は三十日、党本部で開かれ、会長に綿貫民輔代議士を選んだ。綿貫氏は「中部地域の優位性を示すため、皆さんの英知を集めて努力したい」と抱負を述べた。
首都機能移転については、国会等移転審議会が北東地域、東海地域、三重・畿央地域の三地域を調査対象地として検討しており、今秋をめどに候補地を答申する予定である。
同議員連盟は中部地方九県の国会議員四十五人で構成され、富山県関係では、綿貫氏のほか、長勢甚遠、宮腰光寛、萩山教嚴、橘康太郎の各代議士、鹿熊安正参院議員が会員となっている。
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