■過去の新聞記事を読むことができます

1999/07/07
【富山新聞】

月内に新計画策定、北陸新幹線、自民特別委が方針、地元調整の促進確認
 自民党は六日、同党本部で整備新幹線建設促進特別委員会の会合を開き、北陸新幹線などの新しい建設基本計画を七月末をめどにまとめ、運輸省の来年度政府予算に対する概算要求に反映させる方針を確認した。北陸新幹線については駅の設置位置などに課題を残しており、沿線自治体による調整が必要との認識で一致した。
 特別委員会の小里貞利委員長は会合後、新しい建設基本計画について「一カ月以内に最終報告を取りまとめたい」と語り、大蔵、運輸、自治など関係省庁に財源確保を働き掛ける意向を強調した。
 席上、橘康太郎代議士が北陸新幹線について、在来線の高岡、魚津両駅にフル規格の新幹線駅を設置するよう求めた。小里氏は、運輸省がJR西日本との意見調整を進めていることを挙げた上で「各議員の意見を参考にしていきたいが、地元でもっと調整してほしい」と注文を付けた。
 敦賀までの早期着工、開業を求める意見に対して、小里氏は「この計画の範囲に収まるかどうか」と述べ、どれだけの財源が確保できるかが焦点になるとの見方を示した。新規着工区間の長野―上越については「受け皿が整っている」と評価した。
 小里氏は政党主導による財源確保を目指す方針を強調する一方、「自民党内の一部議員にも理解を得られていない」とし、特別委員会メンバーに結束を求めた。また、軌間可変電車(フリーゲージトレイン)の実験走行を視察する十五日からの米国訪問団に自民、自由両党の整備新幹線建設促進協議会やJR各社、沿線自治体の関係者三十三人が加わることが報告された。
 会合には
宮腰光寛代議士も出席した。

1999/07/08
【富山新聞】

連載企画/富山県関係国会議員・東奔西走、宮腰光寛
宮腰氏、築地の市場など視察
 自民党の
宮腰光寛代議士はこのほど、衆院農水委員会の視察で東京の中央卸売市場築地市場と同大田市場を訪ね、全国の水産物、青果、花きが集まる両市場の競りや流通の仕組みについて理解を深めた。
 農水委員会では流通の合理化を図るため「商物一致の原則」を緩和し、収穫、水揚げされた青果、水産物のサンプルだけで競りを行えるようにする卸売市場法改正案を審議しており、
宮腰氏らメンバー十四人が「まず、現場を知る」ために視察した。
 全国に流通する水産物の二〇%が集まるという築地市場では、規模の大きさに
宮腰氏も圧倒され、「日本の影響でマグロが減るという説も分かる」と納得する場面も。

1999/07/10
【富山新聞】

月内にもJRと協議、北陸新幹線で中沖知事、12年度重要要望、富山県関係国会議員に説明
 富山県は九日、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで県関係国会議員に対する平成十二年度の重要要望事項説明会を開いた。中沖豊知事は北陸新幹線の整備促進に向け、今月中にもJR西日本の南谷昌二郎社長と会い、フル規格かスーパー特急かの整備方式や城端線など枝線を含む並行在来線のJRからの経営分離問題について意見調整を行う考えを示した。
 説明会では、県側が八月末の来年度の政府予算概算要求に向け、「県警機動隊庁舎の改築」など新規事業九件、高規格道路の整備促進など継続四十三件への協力を求めた。
 意見交換では、綿貫民輔代議士が来年の全国身体障害者スポーツ大会に向けたJR富山駅のバリアフリー化設備整備事業の採択への協力を約束し、「JR西日本は北陸新幹線についてスーパー特急方式を優先し、フル規格の条件に大坂までの全線同時開業、城端線など枝線の経営分離を挙げている」と述べ、県の対応を求めた。これに対して、中沖知事は「JR西日本と連絡を密にする必要があり、近く社長とお会いする。皆さんとも懇談する機会を持てないかと考えている」と連絡調整に積極姿勢をみせた。北陸新幹線のJR富山駅整備について「運輸省の新幹線財源が足りないならば、(建設省などの)都市計画事業でやらざるを得ない」と語り、新しい予算獲得の方策を進めるとした。
 長勢甚遠代議士が総額二千億円を緊急雇用特別対策として、都道府県に支給する今年度の第一次補正予算案の使用方法をただしたのに対して、中沖知事は「県への二十億円以上の配分を目指し、雇用対策への知恵を絞りたい」と述べ、大永尚武副知事を中心に連絡会を設置するとした。橘康太郎代議士は北陸新幹線の高岡駅、魚津駅のフル規格での現駅併設を求めた。
宮腰光寛代議士は駅前広場、駐車場など駅周辺整備の費用負担の仕組みを尋ねた。鹿熊安正参院議員はとやま国体の競技運営、谷林正昭参院議員は雇用対策への努力を求めた。

1999/07/11
【富山新聞】

新湊市長選きょう投票、大勢判明、午後10時半ごろ
 任期満了に伴う新湊市長選は十一日、投開票が行われ、過去最多の四人が立候補した激しい選挙戦に審判が下る。大勢判明は午後十時半ごろの見通しである。
 候補者は前市収入役の太田晃(61)=自民推薦、公明支持、緑町=、前市議の分家静男(52)=片口=、元代議士秘書の稲垣利恭(52)=本町=、元県議の京谷〓(59)=立町=(届け出順)のいずれも保守系無所属の新人四人。
 十一日は午前七時から市内十二カ所で投票が行われ、午後八時に締め切られる。同九時十分から市役所で開票が行われる。
 当日有権者数は三万四百五十人(男一万四千三百六十三人、女一万六千八十七人)となっている。
■〔新湊市長選候補者〕
●太田晃 61 無新(自民推薦、公明支持)
 【略歴】昭和三十二年新湊高卒。不二越関連企業に勤務後、三十四年から新湊市職員となり、平成二年、総務部副参事兼税務課長、四年民生部長、六年産業開発部長を歴任し、七年八月から今年六月まで収入役。新湊市緑町一〇ノ二一。
●分家静男 52 無新
 【略歴】昭和四十五年明大政経学部卒。機器製造メーカー、射水上水道企業団勤務の後、五十七年から新湊市議五期。平成六年に同市議会議長。同市体操協会長、新湊サッカー協会長、同市体育協会常務理事。新湊市片口五八。
●稲垣利恭 52 無新
 【略歴】昭和四十四年日大法学部卒。商事会社に就職した後、同五十二年自民党富山県連事務局勤務、同六十二年永田良雄参院議員の秘書、平成十年十一月から今年四月まで
宮腰光寛代議士の秘書。新湊市本町一ノ八ノ三五。
●京谷〓 59 無新
 【略歴】昭和三十六年東京高等柔道整復師学校、三十八年専修大法学部卒。新湊高柔道講師、保護司などを経て五十四年県議初当選、一期務めた。元県柔道整復師会相談役、元新湊市柔道協会副会長。新湊市立町一八ノ二六。(〓は谷に甘)

1999/07/11
【富山新聞】

中庭に多目的スペース、八尾町の保内小、新校舎がしゅん工
 八尾町保内小のしゅん工式は十日、同小で行われ、出席した児童や地元住民ら約五百人が真新しい学びやに新たな歴史を刻んでいくことを誓い合った。
 旧校舎が老朽化したため、平成八年度から校舎、体育館、プール、グラウンドの改築・改修を進めていた。
 新校舎は普通教室十二室などのほか、ウッドデッキの中庭「わくわく広場」など多目的スペースを広く設け、体育館と合わせた延べ床面積は五千九百七十五平方メートル。校舎、体育館、プールは完成して使用しており、グラウンドは十一月に改修が終わる予定である。総工費は十五億四千八百二十二万円かかった。
 しゅん工式では、吉村栄二町長があいさつし、
宮腰光寛代議士、川原敏彦県議、井沢行雄町議会議長が祝辞を、小澤溯校長が謝辞を述べた。
 同小六年の佐幸弘理君、澤井将君が「ピカピカの校舎に負けないように毎日の活動や勉強に頑張ります」と喜びの言葉を述べ、地元上高善寺と新田の威勢のよい獅子舞いなどが披露された。

1999/07/16
【富山新聞】

高度交通システム実用化へ議連発足、会長に綿貫民輔氏
 ITS(高度道路交通システム)推進議員連盟の設立総会は十五日、東京・永田町の自民党本部で開かれ、会長に綿貫民輔代議士を選んだ。ITSは新たな市場、雇用創出が期待され、政府の緊急経済対策に位置づけられている。年四回程度の会合を開き、ITS施策の予算化などを政府に働き掛ける。
 総会で綿貫氏は「ITSは世界中で実用化に取り組まれており、景気対策にもつながる」とITS実用化の意義を強調した。
 総会には建設、通産、運輸、郵政省や警察庁の幹部が出席し、ETC(自動料金収受システム)、物流情報管理システムの開発など取り組み状況を報告した。郵政省の試算では、ITSの市場規模は平成十二から二十七年度までで約六十兆円、雇用創出効果は十七年度で約三十三万人となっている。
 富山県関係では萩山教嚴、
宮腰光寛両代議士も加入した。

1999/07/19
【富山新聞】

連載企画/富山県関係国会議員・東奔西走、宮腰光寛
宮腰氏、市町村の陳情に対応
 自民党の
宮腰光寛代議士は、平成十二年度政府予算に対する概算要求に向け、県内市町村からの重点要望事業の陳情に精力的に対応している。
 各市町村はこの時期、八月末に各省庁が取りまとめる概算要求の中に重点要望事業を盛り込んでもらうため、首長自身が先頭に立って陳情に回る。
 
宮腰氏が地盤とする富山2区には三市十二町村あるため陳情数も多い。十四日は黒部市、十五日は魚津市と大沢野町の首長らの陳情に対応した。二十二日には大山町、立山町の陳情が予定されている。
 
宮腰氏は「時間が許す範囲で、要望のポイントを絞り陳情にも同行したい」と話し、今が汗のかき時でもあるよう。

1999/07/19
【富山新聞】

支部長に宮腰光寛・代議士選出、自民2区支部、次期衆院選必勝を決議、黒部市連支部長に横山栄・県議内定
 自民党富山県第二選挙区支部の第五回定期大会は十八日、黒部市の同市国際文化センター・コラーレで開かれ、約千人が次期衆院選で現職の
宮腰光寛氏と、比例区での同党の圧倒的勝利を目指して闘い抜くことを決議した。
 役員改選で昨年急逝した住博司氏に代わり、新たに
宮腰氏を支部長に選出したほか、竹内弘則氏(婦中町)を幹事長とする新役員体制を承認した。また、副総務会長、副政調会長ポストを新設し、県議全員参加による次期衆院選への体制固めを行った。席上、前科学技術庁長官の谷垣禎一大蔵政務次官が最近の政局の動きなどについて講演した。
 新役員は次の各氏。
 ▽支部長 
宮腰光寛▽支部長代行 千田稔▽副支部長 袋井武夫▽幹事長 竹内弘則▽幹事長代理 酒井眞次、鹿熊正一▽総務会長 川原敏彦▽副総務会長 古栃一夫(広報担当)▽政調会長 坂田光文▽副政調会長 高平公嗣(企業担当)▽副幹事長 横山栄(遊説担当)、大野久芳(職域支部担当)、上田英俊(女性部、青年部局担当)
●黒部市連支部長に横山県議内定
 自民党黒部市連は十八日までに、新支部長に横山栄県議(50)=同市石田=、副支部長に大野久芳県議(50)=同市生地=を内定した。八月一日の臨時総会で正式決定する。
 堀内三郎前支部長から辞任願いが出され、拡大役員会で話し合った結果、横山氏に決まった。

1999/07/22
【富山新聞】

カドミ汚染田復元は新農基法の重要施策、中川農相、宮腰光寛氏が農水委で質問
 自民党の
宮腰光寛代議士は二十一日、衆院農水委員会で質問に立ち、新農業基本法でのカドミウム汚染田の復元事業の方針などで農水省側の見解をただした。中川昭一農相は新農基法の下で、引き続き優良農地確保のために復元事業に取り組む考えを示した。
 中川農相はカドミウム汚染田の復元について「新農基法二十四条が掲げる『優良農地の確保や保全』の対象となる重要な施策」と述べた。
 渡辺好明構造改善局長は土壌復元事業の完了見通しについて、「要観察地域でも神通川流域は十八年度、黒部川流域で十七年度の完了を目指す」と着実な事業推進を強調した。
 
宮腰氏が新食糧法の下で、カドミ米の買い入れが備蓄運営ルールの枠の中で対応されるため、販売実績が確定する十一月中旬までは買い入れの有無が不明確で、農家に不安があると指摘した。堤英隆食糧庁長官は「他の政府米と一体的に買い入れており、復元事業の進ちょく状況、これまでの経緯、生産者への影響を考慮しながら適切に対応したい」と早期の買い入れ公表に意欲をみせた。

1999/07/25
【富山新聞】

定番/東京ホットライン、宮腰光寛氏、安全保障で存在感狙う、日本海側の領域警備強化を柱に
●原発の警備体制問う
 ◇…自民党の
宮腰光寛代議士が若手議員でつくる「領域警備に関する検討会」(世話人・中谷元代議士)のメンバーとして、ゲリラ攻撃など警察・海上保安庁では対応できない事態に、自衛隊が迅速に活動できる領域(領土・領海・領空)警備の法整備を提唱している。
 日本海側の領域の警備体制強化の必要性を打ち出すことで、安全保障政策で自らの存在感を発揮する狙いもあるとみられる。
 「電力会社の担当者から原発は外壁が厚く、外からの攻撃には強いが、内部に武装した侵入者があった場合、警備員しかおらず、警察に通報するしかないと聞いた」。二十二日、衆院第二議員会館で開かれた領域警備に関する検討会の勉強会で、
宮腰氏は講師の元陸将・東北方面総監の森野安弘氏に対して、自衛隊による原子力発電所の警備の是非について尋ねた。森野氏は「現行の法制の枠組みでは、特に自衛隊ができることはない」と答えた。
●有事法制避けられぬ
 ◇…原発が何らかの攻撃を受け、政府が治安出動の命令を下さない限り、自衛隊による対応は不可能であり、森野氏の言葉は出席した議員たちに「昭和二十九年に制定された自衛隊法が、現在の社会状況に合わなくなっている」(
宮腰氏)ことを改めて実感させたとも言えた。
 
宮腰氏が積極的に取り組む理由には、三月の朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)の工作船による領海侵犯事件にみられるように、「今後、日本海側の警備体制が重要なテーマになる」と考えていることもある。党危機管理プロジェクトチーム(座長・額賀福志郎前防衛庁長官)にも出席し、有事の際の法整備についての研究を進めており、二十二日の同チームの会合でも「有事法制は避けて通れない。有事の際には他国を頼ったり、超法規的な行為をやるわけにはいかない」との思いを強くした。
●独自の活動分野開く
 ◇…
宮腰氏にすれば、急逝した住博司代議士の遺志を継いで取り組む社会福祉、農業問題に加えて、防衛を自らの議員活動のフィールドの一つとすることで、「独自の分野を開いている」(周辺)とみる向きもある。日本海側の領域警備体制の強化を主張の柱に据えることで、富山県政への影響力を高めるとともに、「次期衆院選富山2区に向けた好材料になる」(同)との期待もある。日米防衛協力のための新指針(ガイドライン)関連法が成立し、有事法制の議論が高まっている中、宮腰氏が日本の安全保障政策の一翼を担う日は遠くなさそうである。

1999/07/26
【富山新聞】

連載企画/富山県関係国会議員・東奔西走、宮腰光寛
宮腰氏、「農魂」がキーワード
 自民党の
宮腰光寛代議士は二十一日、衆院農水委員会での質問で「今後の農政は『農魂』がキーワード」と述べ、中川昭一農相らの賛同を得る場面があった。
 
宮腰氏は土地改良事業の記念碑にみられる「農魂」「農魂不滅」という言葉について、「先駆者の不屈の農民魂への感謝と継承への誓いが込められている」と説明し、食料・農業・農村基本法(新農基法)にも、この理念が盛り込まれているはずと力を込めた。
 中川農相も「私も農魂は大切な言葉と感じており、新農基法の基本理念と考えている」とこたえた。
 
宮腰氏は、実家がカドミウムの汚染により、農業を断念した経緯も語るなど農業への思いがにじんだ。

1999/07/31
【富山新聞】

敦賀まで7年後に開業を、北陸新幹線、建設促進同盟会が総会
 平成十一年度北陸新幹線建設促進同盟会総会は三十日、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで開かれ、同新幹線長野―敦賀を七年後、大阪までを十年後にそれぞれフル規格で開業するよう要望する決議を採択した。これに対して、与党は八月十三日の今国会閉会までに、全線の開業年次を明示した新しい建設基本計画の策定を目指す方針を示した。
 総会では北陸新幹線建設促進同盟会の中沖豊知事が「敦賀までの早急な完成を新しいスキーム(新建設基本計画)で明確に位置づけるための積極的な働き掛けが必要になる」と沿線自治体の結束を呼び掛けた。
 整備新幹線建設促進議連会長の森喜朗自民党幹事長はあいさつの中で、今秋に見込まれる政府の今年度第二次補正予算編成前に、公共事業予備費五千億円の一部が新幹線建設費に配分されるとの見通しを示し、「(上越から)南越までの工事実施認可申請中の各区間はすぐ着工する態勢を整えなければならない」と語り、新計画の策定を急ぐ考えを強調した。
 整備新幹線建設促進議連の野沢太三事務局長は新計画策定の状況報告で「今国会までにまだら着工状態の現計画を見直し、政府与党の申し合わせとして確立したい」と述べた。
 総会では、富山駅などの整備、建設予算の大幅増額と地元負担への適切な財政措置を求めることなどを決議した。
 総会には北陸新幹線沿線関係者約二百五十人が出席した。県関係国会議員では、長勢甚遠、
宮腰光寛、萩山教嚴、橘康太郎の各代議士、鹿熊安正、谷林正昭の両参院議員が出席した。