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2000/04/02
【富山新聞】
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自・自の対決色鮮明に、連立解消で富山1区、次期衆院選へ動き加速、自民、長勢甚遠氏、戦うつもりで準備
小渕恵三首相が自由党との連立解消を表明した一日、富山県関係国会議員は冷静に受け止めながらも、次期衆院選における県内の影響を推し量った。衆院富山1区では、自民党の長勢甚遠労働総括政務次官と自由党の広野允士県連会長との対決が確実となり、自公連立政権に伴う公明党県本部の対応や民主、社民、共産の野党各党の衆院解散、総選挙をにらんだ動きが加速するのは必至の情勢である。
自民党では、綿貫民輔党県連会長が衆院富山1区について「連立の時から、長勢氏と広野氏の選挙協力は困難な以上、お互い戦うしかないと考えていた」と述べ、対決の構図が鮮明になったとした。もっとも、小沢一郎自由党党首と親しい綿貫氏は、自自合流に動いた時期もあり「自由党内で何が起きているのか」と小沢氏の動きをいぶかった。
長勢氏は「自由党の連立離脱は、政策ではなく、選挙が目的ととられても仕方がない」と批判した。衆院富山1区について「今までも(広野氏と)選挙を戦うつもりで準備を進めてきた」と語り、選挙態勢に大きな影響はないとの見方を示した。
宮腰光寛代議士は予算の成立、一連の警察不祥事などによる小渕内閣への批判の高まり、世論調査の自自公連立政権の低評価を挙げた上で、「今が連立離脱のタイミングと考えたのだろう」と述べた。さらに「衆院富山1区をみても選挙協力は困難であり、自自合流の動きは次期衆院選後になる」との見解を示した。
萩山教嚴代議士は「衆院比例定数二〇削減など自民党は自由党の要求を受け入れてきた。これ以上、自由党の無理な要求は飲めない」と連立解消はやむを得ないとの考えを示した。
橘康太郎代議士も「選挙協力協議が不調に終わったのだから、お互い戦うしかない」と述べた。
鹿熊安正参院議員は「選挙協力とは政党間ではなく、(富山1区のように)個人同士の問題であり、難しいテーマだった」と語った。
民主党の谷林正昭参院議員は「党利党略で連立政権が組まれ、党利党略で解消したに過ぎない」と冷静に受け止めた。ただ、衆院富山1区で党公認候補を擁立するだけに「無党派層が、自由党の動きをどう判断するのか」と影響を推し量った。
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2000/04/06
【富山新聞】
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「隣県宰相」を祝福、県選出国会議員、総選挙に身構えも
森内閣が発足した五日、富山県内の自民党国会議員は、隣県出身の首相誕生を祝福しながらも、急速に現実味を帯びはじめた早期解散・総選挙に身構えた。森派所属の長勢甚遠、橘康太郎の両代議士と鹿熊安正参院議員は「短命政権には終わらせない」と決意を新たにし、綿貫民輔代議士は「立派な宰相になってほしい」と昭和四十四年に初当選を飾った”同期生”にエールを送った。一方、民主党の谷林正昭参院議員は「選挙管理内閣の域を出ない」と切り捨て、三党連立政権への対決姿勢を強めた。
小渕恵三前首相が病に倒れるという思わぬ形での、森政権の誕生。景気対策をはじめ多くの積み残しを抱えた船出だけに、長勢氏は「我々が精いっぱい支える」と淡々とした口調の中に決意をにじませ、橘氏は「森さんはピンチに強い。景気を回復させ、選挙も勝つ」と語気を強めた。鹿熊氏も「同じ北陸の国会議員として全力を尽くす」と語った。
小渕前首相の緊急入院以来、後継問題については慎重な物言いを崩さなかった綿貫氏も「(森首相とは)互いに信頼し合っている。ぜひ立派な宰相になってほしい。期待している」と祝福した。萩山教嚴、宮腰光寛の両代議士はそれぞれ「これからは『滅私奉公』ではなく、リーダーシップ発揮を」、「北陸人の粘りを生かしてほしい」と述べ、北陸の悲願である新幹線の建設促進にも期待を込めた。
県国会議員ではただ一人、首相指名選挙で森首相に票を投じなかった谷林氏は「自民党内には小渕さんへの同情があるうちに選挙に臨むとの考えがあるようだ」と語り、民主党候補が未定の富山2区について、ぎりぎりまで候補者擁立の努力を続ける考えを強調した。
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2000/04/14
【富山新聞】
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来月10日前後に設置、選対本部、自民富山県連、衆院選へ態勢固め、各選挙区支部代表者会議
●1区力示、2区千田、3区渡辺、河合氏中心に
自民党富山県連は十三日、次期衆院選に向けた初の各選挙区支部代表者会議を開き、各選挙区の選対本部を五月十日前後に設置する方針を決めた。九州・沖縄サミット(主要国首脳会議)前の六月投票を想定し、大型連休明けから本格的な選挙態勢に入る。
各選対本部の組織については、富山1区が力示健蔵富山市連支部長、2区は千田稔県第2選挙区支部支部長代行、3区は渡辺辰男同3区副支部長と河合常則同3区幹事長を軸にやぐら組みを進めることが確認された。比例区は第3選挙区支部連絡協議会幹事長の宮本弥生氏が中心となり対応する。
代表者会議後、記者会見した向井英二県連幹事長は、各小選挙区情勢についての分析を示した。
平成八年の前回衆院選で約八千票のきん差で長勢甚遠代議士が勝利した1区は、新進党の解党や新しい連立政権の発足など情勢に変化があるが、「前回の激戦を受けた校下支部の構築や後援会活動の強化などの取り組みが進んでいる」(向井氏)ことが示された。
2区は民主党などの候補擁立が進んでおらず、「相撲を取る相手が決まっていない」(向井氏)状態。しかし、補欠選挙で当選した宮腰光寛代議士にとって、初めての本選挙となり、地元黒部市をはじめ、選挙区内十五市町村での後援会組織の構築が急がれるとした。
前回、綿貫民輔代議士が全国最多得票の十八万票を獲得した3区は、前回と異なり民主、社民の両党が候補者を擁立している情勢の変化が指摘された。向井氏は「(綿貫氏が)自民党小渕派会長として国全体の選挙を取り仕切ることが想定され、地元が一丸となった選挙態勢を取るべきだ」と強調した。
中央で連立を組む公明党との選挙協力については現段階で正式な協議は行われていないものの、向井氏は「小選挙区では友好的な状況だと認識している」との見方を示した。
代表者会議では、各選挙区支部から各選挙区の現状や今後の対応方針が報告された。代表者会議は今後も開催される。
●組織、広報副委員長などを拡充、県連組織を強化
自民党県連は十三日までに、県連組織の連携強化策として組織、広報の各委員会副委員長、遊説局次長のポストを拡充することを決めた。
組織委副委員長には女性部長、青年局長、広報委副委員長には女性部幹事長、青年局幹事長を加える。遊説局次長には女性青年部長、青年部長が加わる。各ポストにはこれまで県議が就いていたが増員する形をとった。
●村上正邦氏が講演へ、来月の県連大会
来月二十日に開かれる県連大会では、自民党の村上正邦参院議員会長を講師に招くことが決まった。
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2000/04/15
【富山新聞】
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2区、一気に緊迫化、連合富山「西尾票」の行方カギ、民主、住一郎氏擁立に動く、宮腰光寛氏、系列のしこり残る
民主党富山県連が十四日、平成十年八月の前回衆院補選に出馬した住一郎氏に候補者を絞り込んだことで、富山2区が最大の焦点区に浮上してきた。同補選で初当選した現職の宮腰光寛代議士と住氏、共産党の折田誠氏といういずれも前回補選に出馬した三人が再び議席を争う展開となるのか。県内での各政治勢力の候補擁立作業が最終局面を迎え、六月の総選挙を想定した各勢力の動きが、一気に加速する様相である。
住氏が民主公認で出馬した場合、旧住票に加えて票の上積みができるかどうかは連合富山の支援がカギを握る。前回補選で連合富山は、次期衆院選で民主党公認候補として広島1区に出馬する西尾政英氏を「反自民非共産」の枠組みで推し、宮腰氏に一万四千余票差まで迫った経緯があり、「西尾票の行方」に注目されているからである。
住氏擁立に向けた動きが加速していることを伝え聞いた連合富山の幹部の一人は十四日、「住氏が無所属なら、当選後に自民党に行かないという誓約書でもない限り推せない。民主公認でも補選で敵対した人物というしこりはある」と課題を分析した。
現職の宮腰氏にしても、昨年の県議選では黒部市で同氏に近い新人候補が現職を破って当選、魚津市、下新川郡の各選挙区でも自民党現職が落選した。地元の黒部市や入善町などでは依然として旧住系、長勢系といった系列議員の争いによるしこりが残っているとされ、補選や県議選を通じた荻野幸和黒部市長との微妙な関係もとりざたされている。
民主党勢力の動向について宮腰氏周辺は「住氏の出馬は織り込み済みだが、旧住派に民主、社民勢力が加われば脅威になる」と警戒感を強めている。
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2000/04/16
【富山新聞】
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1177人が立候補準備、次期衆院選へ臨戦態勢、209選挙区で自・民激突、時事通信調べ、13人の立候補が確定、富山県内
衆院議員の任期満了まで、十九日であと半年。「六月衆院解散・総選挙」が固まる中、与野党の候補者は「臨戦態勢」に入っている。時事通信社の調べによると、十五日現在で、千百七十七人(小選挙区千六十二人、比例代表百十五人)が次期衆院選に立候補する準備を進めている。二カ月余り後の「決戦」を目指し、各候補者の活動が一段と熱を帯びてきている。
平成八年十月二十日に行われた前回衆院選から三年半。小渕政権を引き継いだ森喜朗首相は、六月二日解散―二十五日投票という日程を軸に最終決断を下す構えだ。与野党の態勢は選挙前の「秒読み段階」に入っており、選挙協力に向けた調整作業などを急いでいる。
小選挙区(定数三百)の立候補予想者は、自民三百三人(伊藤宗一郎衆院議長を除く)、民主二百二十二人、公明二十人、共産三百人、保守十八人、自由五十六人、社民六十三人など。立候補者は小選挙区、比例代表ともさらに増える見通しだが、最終的に前回の千五百三人に届くかどうかは微妙だ。
「自民対民主」の対決選挙区は二百九選挙区に上っている。一方、「自公保」の競合区は、依然三十選挙区を超えており、保守党の一部合流を含め調整を急いでいる。現職中心に守りを固める「自公保」三党に、無党派層の支持も期待する民主党がどこまで迫れるか。連立政権の評価、経済対策、介護・年金などが争点となるが、各種選挙で躍進が続く共産党が「台風の目」となりそうだ。
●13人の立候補が確定、富山県内
富山県では全三選挙区で、自民党現職を他党の元職、新人が追う情勢となっている。
1区では、現職の長勢甚遠氏に自由元職の広野允士氏、前回は民主で出馬した社民の高木睦子氏、民主新人の原田貢彰氏、共産新人の火爪弘子氏が挑む。
2区では、平成十年の補選で当選した現職の宮腰光寛氏、共産新人の折田誠氏が出馬を表明している。民主は同補選に無所属で出馬した住一郎氏に候補者を絞り込み、擁立を急いでいる。
3区では、現職の綿貫民輔氏に社民新人の湊谷道夫氏、民主新人の野畑圭造氏、共産新人の上田弘氏が挑む。
比例単独では、自民現職の萩山教嚴氏、橘康太郎氏が立候補する。
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2000/04/17
【富山新聞】
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桜の名所を再び、富山県立山町、若宮・寺田の堤、住民が90本植樹
立山町若宮・寺田地区栃津川桜づつみ公園整備実行委員会の栃津川桜づつみ植樹祭は十六日、同町の寺田橋詰で行われ、両地区の地域住民約百六十人が橋周辺の約六百メートルに、オオヤマザクラ九十本を植えた。約七十年前の栃津川堤防には、五百本の桜が咲き誇っていたことから、桜並木の名所復活に向けた第一歩となり、今後も泉、辻地区とともに環境整備を進めていく。
植樹祭では、寺田地区の清水隆区長が「桜の堤防を心のふるさととして、地域の活性化に生かしていきたい」とあいさつし、若宮地区の富田重誠区長が経過を報告し、冨樫清二町長や宮腰光寛代議士、高平公嗣県議らが「桜を守り育てて、憩いの散策道となるよう期待している」と祝辞を述べた。冨樫町長ら代表者の記念植樹に続いて、スコップを手にした住民が寺田橋から若宮大橋の上流まで、それぞれ担当場所に分かれて桜の木を植えた。
立山連峰を見渡せる栃津川の堤防には、川の改修工事が昭和三年に完了した記念として、五百本の桜が約二・四キロに植樹されたが、同二十七年の豪雨で堤防が決壊し、桜の木も流出した。一時は六本まで減ったが、若宮、寺田、泉、辻の四地区が二月に「栃津川桜づつみ整備実行委員会」を結成し、憩いの場の復元に取り組んでいた。
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2000/04/17
【富山新聞】
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連載企画/富山県関係国会議員・東奔西走、宮腰光寛氏
●宮腰氏、「チェックオフ、本来は不当」、労基法改正の意義強調
自民党の宮腰光寛代議士は、十二日に開かれた同党労働部会に出席した。部会では、宮腰氏がかねてから時代遅れと主張してきた労働組合費の給与天引き(チェックオフ制度)を禁止する労働基準法など関係法改正案が、議員立法で提出されることが固まった。
チェックオフ制度廃止については、衆院解散・総選挙をにらみ、労組を最大の支持基盤とする民主党へのけん制とみる向きもある。これに対して宮腰氏は「タイミングが悪かったかもしれないが、この制度は労組運動が未成熟だった時代の特例として認められたものだ。本来は不当労働行為だ」と主張してきた。
宮腰氏は部会内の小委員会の一員として、法改正案の検討にも参加してきただけに、「ようやく国会に法改正案を提出するところまでこぎつけたことには大きな意義がある」と強調し、今後も国会での論議をしっかりと見守っていく構えを見せた。
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2000/04/17
【富山新聞】
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「初心に帰り粉骨砕身」、魚津市長選、石川精二さん、重責に決意新た
魚津市長選で無投票三選を果たした石川精二さんは十六日、祝賀会場となった同市釈迦堂一丁目の市農協会館で、集まった約二百人の支持者らから祝福を受けた。ステージに上がった石川さんは顔を紅潮させながら「初心に帰り、魚津市発展のために粉骨砕身、頑張りたい」と決意を語った。
午後五時、無投票の連絡を待つ祝賀会場に無投票当選が確定したとの知らせが入ると、一斉に大きな拍手が起こった。間もなく、石川さんが妻チイ子さん(68)とともに会場入りし、伊東紀一選対本部長の発声で万歳を三唱した。花束を受けた石川さんは喜びの中にも二期連続となる無投票当選の重みに気を引き締めるように「皆さんの知恵を借り、諸課題の解決に当たりたい」と三期目の抱負を語った。
会場には県内の各首長らも祝福に訪れ、澤合敏博県出納長、宮腰光寛代議士、谷林正昭参院議員、千田稔県議、正橋正一富山市長、魚津龍一朝日町長、荻野幸和黒部市長、魚津市の姉妹都市である岡山県井原市の谷本巌市長、稗苗清吉県議らの順番で祝辞を述べ、何度も万歳を繰り返した。
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2000/04/18
【富山新聞】
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住氏、出馬に慎重姿勢、次期衆院選2区、民主富山県連擁立の動きで、「準備しておらず困惑」
民主党富山県連が次期衆院選富山2区の候補者として擁立を目指している住一郎氏は十七日、同党公認での出馬について「まったく(出馬の)準備をしておらず、困惑している」と述べ、現時点では出馬に慎重な姿勢をみせた。もっとも住氏は同県連の前川忠夫代表との話し合いには応じる構えで、十八日にも行われる前川氏と住氏の会談は富山2区の”総選挙前哨雨戦”の最大のヤマ場となりそうな雲行きである。
住氏は先週、前川代表と会い、出馬要請を受けた。前川代表は十四日、記者団に対し、「(出馬の)可能性は五分五分」と語ったが、富山新聞社の取材に対して住氏は十七日、出馬に前向きと考えてよいかとの質問に「むしろ逆だ」と答え、民主党公認での出馬に否定的な意向を示した。
平成十年の衆院補選富山2区では、民主党などが推薦した西尾政英氏が次点、無所属の住氏が三位となった。同補選で見る限り、二氏が獲得した票を合わせると現職の宮腰光寛氏を大きく上回ることから、民主党県連は同選挙区を「議席が取れる選挙区」とみている。
住氏が出馬要請を断った場合、民主党富山県連の富山2区での候補者擁立作業は白紙に戻ることになり、六月中の公示、投票が有力視される総選挙に向けて大きく出遅れる格好になる。同県連は「場合によっては羽田孜党幹事長も交えて住氏に出馬を要請することになる」(幹部の一人)とし、ぎりぎりまで住氏擁立に向けての努力を続ける方針である。
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2000/04/19
【富山新聞】
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来月14日に選対本部設置、自民第2区支部幹部会、黒部市に選挙事務所
自民党富山県第2選挙区支部の幹部会は十八日、県議事堂で開かれ、五月十四日に次期衆院選に向けた選対本部を設置することなど、今後の日程を協議した。選挙事務所は黒部市内に設置される。
第2選挙区支部は来月十四日に第一回選対会議を開き、選対本部を設置するほか、宮腰光寛代議士の推薦を決める。
選対本部については、選挙区内を上新川・婦負郡、滑川市・中新川、新川の三ブロックに分け、選挙態勢を整える。黒部市内に設けられる選挙事務所の設置手続きは、黒部市連が担当することを確認した。
二十二日には拡大役員会を開き、各市町村支部に宮腰氏の推薦を依頼、今後の日程などを決定する。
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2000/04/21
【富山新聞】
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連載企画/潮流、「難航する民主富山県連2区候補選び」、求心力低下を懸念、結論先延ばしは1、3区にも影響
「判断、決断が政治家の生命線であり、結論の先延ばしは民主党への逆風につながる」。二十日の民主党富山県連選対会議の席上、県民社協会の長尾憲二会長は既に候補者を擁立した富山1、3区に対する悪影響を懸念し、いらだちを募らせた。この日で住氏擁立の問題を決着させることは、十五日に開かれた同協会の総会後に前川代表が明言したことであり、候補者を一人に絞りながらも遅々として結論を出せない同県連の対応に不満をぶちまけた形となった。
●知名度にこだわり
民主党県連が住氏擁立にこだわるのは、代議士を務めた故住博司氏の実兄で知名度があるためである。平成十年の前回補選で自民党の宮腰光寛代議士と民主、社民、自由などが推した西尾政英氏が出馬する中で、住氏は旧住派勢力を軸に三万余票を獲得した実績があり、「旧住派に民主、社民勢力が結集すれば議席の可能性は高い」との計算があるからである。
実際、民主党県連内にも「仮に小選挙区で負けても重複立候補による復活当選の可能性は高い」(幹部の一人)と読む向きは多い。前川代表もこの日、「北陸信越ブロックで三つは取りたい。北信越で目玉候補を擁立してほしいとの声もある」と述べ、既に比例単独による出馬が決まっている石川、長野の現職二人に加え、比例代表による議席獲得を視野に入れた富山2区での住氏擁立に意欲をにじませた。
●宮腰陣営に危機感
こうした中で、再選を目指す宮腰氏陣営は危機感を募らせ、次期衆院選への準備を加速させている。補選での初当選からわずか一年半。富山2区を構成する十五市町村で同氏の後援会組織が確立したとは言えない。地元の黒部市などでは補選、県議選をめぐり「かつての住派、長勢派のしこりをぬぐい切れない」との不安定要素を指摘する声もある。
宮腰氏周辺からは、住氏の出馬を前提に「羽田孜幹事長とは話がついており、土壇場で正式表明する戦術ではないか」「ポスターも選挙カーも一声かければすぐに用意できる」といった憶測も飛び交っている。富山2区を地盤とする自民党県議からは、住氏の出馬について「有力候補と選挙をした方がむしろ好都合」(中堅県議)とする声さえ出ている。今後の宮腰氏の選挙基盤を固める上で、選挙戦を富山2区での結束力強化につなげたいとの思惑からである。
自民党関係者の間には、民主党本部が前回補選で宮腰氏に肉薄した西尾氏を広島1区で擁立したことを「住氏が出馬することを承諾したからだ」との観測も流れている。住氏の擁立が白紙に戻った場合、「二の矢、三の矢」(前川代表)は、党本部主導による「落下傘」候補でなく、その矛先は地元に向く可能性が高いとみられている。そうなれば候補者選びの難航は必至との見方は強い。六月の解散、総選挙が現実味を増す中、当面は予断を許さない状態が続きそうである。
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2000/04/22
【富山新聞】
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定番/東京ホットライン、宮腰光寛氏、2区の支持固め急ぐ、魚津市議選の応援に奔走
●東京―富山を往復
◇…自民党の宮腰光寛代議士は今週、激しい争いが繰り広げられている魚津市議選の応援に奔走した。間近に迫った衆院解散・総選挙をにらみ、自らの支持基盤を固める意味もあり、連日、飛行機で富山に戻って依頼を受けた同市議選候補者の個人演説会などに出席し、夜行列車で翌朝東京に戻るというハードスケジュールをこなした。
●森首相から激励
◇…宮腰氏は十八日、自民党の当選一回の代議士でつくる「末広会」の一員として官邸での昼食会に出席し、森喜朗首相と懇談した。森首相は選挙の時期は明言しなかったが、「もう(総選挙の)準備はできているんだろう」などと語り、宮腰氏ら一回生議員もあらためて「選挙近し」を感じ取ったのである。
この場で宮腰氏は、選挙用の写真を撮影するため森首相と握手を交わした。人数が多いため時間は短かったものの、宮腰氏が「総理、よろしくお願いします」と声をかけて手を差し伸べると、森首相からは「いよいよ(総選挙の時期が)きたな。がんばれ」と力強い声が返ってきた。
森首相は幹事長時代、宮腰氏が初当選を飾った平成十年の衆院補選の出陣式にも駆けつけ、激励の言葉を送っている。官邸での短い会話の後、同氏は「北陸信越ブロックは首相のお膝元(ひざもと)だ。比例区の定数は減ったが、何とか前回と同じく五議席を確保しなければならない。そのためにも小選挙区で頑張る」と表情を引き締めた。
●住氏の出馬を想定
◇…宮腰氏が出馬する富山2区では、共産党新人の折田誠氏がすでに出馬表明しているのに加え、民主党県連も、同選挙区を「勝てる選挙区」(同県連代表代行の谷林正昭参院議員)として、宮腰氏とは”因縁浅からぬ”住一郎氏の擁立をあきらめていない。
住氏をめぐっては、「擁立は困難」(自民党県連関係者)とみる向きもある。しかし、宮腰氏陣営では「住氏はまた土壇場になってから正式表明する」(周辺)という警戒感から、住氏出馬を前提として選挙準備が進められている。
宮腰氏は魚津市議選の投開票日である二十三日も、午前中に富山から上京して富山黒部会の総会に出席し、その日のうちに富山に舞い戻る予定である。永田町では「六月総選挙」が確実視される中、宮腰氏の動きも今後さらに加速しそうである。
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2000/04/23
【富山新聞】
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民主候補出馬前提で準備、宮腰光寛氏、衆院選へ支援要請、自民2区支部、選対役員を決める、〔主な役員〕
自民党富山県第2選挙区支部の役員会は二十二日、富山市の自由民主会館で開かれ、次期衆院選の態勢を決めた。選対本部長となることが決まった千田稔支部長代行は「民主党から必ず候補が出るという前提で準備を進める」と強調し、宮腰光寛代議士は「皆さんの力添えで、難局を乗り切りたい」と支援を求めた。
第2選挙区支部長を務める宮腰氏はあいさつで「初当選から一年八カ月。まだまだ未熟だが皆さんと勝ち抜きたい」と述べた上で、比例代表北陸信越ブロックでの自民党の五議席確保も訴えた。民主党県連が住一郎氏に出馬要請していることについて、宮腰氏は「だれが出てこようともやれることをしっかりやるだけ」と語り、民主勢力の動向をにらんだ陣営の引き締めに力を込めた。
役員会では、荻野幸和黒部市長が宮腰氏の連合後援会長となり、鹿熊安正参院議員が選対本部総括責任者に就任するなどの役員体制が決まった。来月十四日に合同選対会議を開いて選対本部を発足させ、黒部市内に選挙事務所を開設する。
選対本部のその他の主な役員は次の各氏。
▽選対副本部長比例選挙責任者中新川ブロック担当 酒井眞次▽同上婦負ブロック担当 川原敏彦▽同下新川ブロック担当 鹿熊正一▽選対幹事長 竹内弘則▽選対副幹事長広報担当 古栃一夫▽同企業・団体担当 高平公嗣▽同遊説・職域担当 大野久芳▽同青年部・局担当 上田英俊▽同女性部 元尾文子▽選対事務局長 坂田光文▽同次長 横山栄
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2000/04/24
【富山新聞】
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連載企画/富山県関係国会議員・東奔西走、宮腰光寛氏
●宮腰氏、黒部会で支援を訴え
自民党の宮腰光寛代議士は二十三日、東京・九段会館で開かれた東京黒部会の総会と懇親会に出席した。懇親会の席上、あいさつに立った宮腰氏は「次のハードルが目前に迫っている。ぜひ乗り越えさせてほしい」と次期衆院選での支援を呼びかけた。
寺島一雄会長をはじめ会員約百人に加え、黒部市からも荻野幸和市長、稲田弘市議会議長らが駆けつけた。
席を温める暇なく、会場内を飛び回る宮腰氏に、出席者からは「がんばれよ」との声が。東京の同郷人の力強い側面支援に、同氏もあらためて総選挙での必勝を誓った様子。
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2000/04/27
【富山新聞】
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北陸新幹線、駅建設含め「前進」を、富山県自治体協が初の陳情、正橋正一・会長ら、与党幹部らに要望書
●「フル規格で早期整備」求める
今月十八日に発足した富山県北陸新幹線建設促進駅設置自治体協議会は二十六日、政府・与党整備新幹線検討委員会の委員らに対する初の陳情を行った。同日は会長の正橋正一富山市長をはじめとする同協議会の役員が自民党本部などを訪れ、野中広務党幹事長らに、北陸新幹線上越・南越間の工事実施計画を一括認可し、フル規格での早期整備などを求める要望書を手渡した。
この日の陳情には正橋市長のほか、副会長の佐藤孝志高岡市長、荻野幸和黒部市長や力示健蔵富山市議会議長、幹事長の向井英二県議らが参加した。
野中幹事長への陳情では長勢甚遠、宮腰光寛両代議士も同席した。正橋市長が「北陸新幹線整備を一歩でも前進させてほしい」と述べ、駅建設を含めた新幹線の早期整備に向けて協力を求めた。同幹事長が並行在来線などの経営分離問題に触れたのに対し、同市長らは「並行在来線についてはすでにJR西日本と合意ができている。採算性では北陸が一番である」と力説した。
一行はこのほど発足した政府・与党の整備新幹線検討委員会のワーキングチームのメンバーである小里貞利自民党整備新幹線建設促進特別委員長や桜井新自民党政調会長代理らにも要望書を提出した。
小里氏は「(整備新幹線の早期整備については)私も同じ心だ」と理解を示し、桜井政調会長代理は「公共事業方式で十年程度でやらないといけない。森喜朗首相とともにしっかり頑張りたい」と前向きな姿勢を見せた。
●北信越5県議会協議会もあす陳情、大上議長ら3人
北陸新幹線建設促進北信越五県議会協議会は二十八日、フル規格による整備方針が早急に政府、与党の間で合意されることを目指し、自民党役員や関係五県選出国会議員への陳情を行う。
富山県議会からは協議会長を務める大上紀美雄議長、上田信雅副議長、協議会事務局長の仲外喜雄新幹線・総合交通対策特別委員長が参加する。
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2000/04/29
【富山新聞】
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「リンゴ花見」も風情あり、魚津市・加積の組合、枝を飾り豊作祈る
魚津市の加積りんご組合のリンゴ花見会は二十八日同市六郎丸の市農村環境改善センターで、関係者百人が出席して開かれた。雨天のため室内の宴(うたげ)になったが、会場には畑で切り取ったばかりの開花したリンゴの枝が飾られ、出席者はピンク色にふっくらと咲いた花を観賞しながら今年の豊作を祈った。
加積りんご組合の相馬佳明組合長が「天候不順のため、開花が三、四日遅れているが、動力受粉など最新技術で万全の態勢をとっている」とあいさつし、来賓の石川精二魚津市長、宮腰光寛代議士、千田稔県議、稗苗清吉県議、都倉祥夫県生産流通課長、齊木隆助魚津市農協組合長の順で祝辞した。
テーブルの周りには「さんさ」と呼ばれる品種のリンゴの花が飾られ、出席者は纓坂昭弘魚津市議会議長の発声で乾杯したあと、歓談した。
加積りんご組合は組合員六十人が約五十ヘクタールの畑でリンゴを栽培し、甘味の強い「ふじ」を主力に自家販売を展開している。
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