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2000/07/01
【富山新聞】
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定番/東京ホットライン、永田町人事、「綿貫議長」県政界に波及、自民党県連会長職、「持ち回り」の声も
●次のポストに関心
◇…六月二十五日投開票の衆院選で、自民、公明、保守の与党三党が議席を減らしながらも絶対安定多数を制し、永田町では、第二次森喜朗内閣の閣僚のいすをめぐり、自民党内各派閥の激しい綱引きが続いている。十一回連続当選の綿貫民輔氏を筆頭に富山県関係でも小選挙区、比例代表で出馬した自民党前職五氏がそろって当選回数を重ね、四日からの特別国会を控えて各氏の次のポストに関心が集まっている。
とりわけ今回は、綿貫氏の衆院議長就任が既に内定している。党籍を離れなければならない同氏は、党内最大派閥の旧小渕派の会長職だけでなく、自民党県連会長などを辞任することになっており、永田町の人事が県政界にも波及する格好になった。
●18年の”長期政権”
◇…「県連会長を十八年もやってきたんだ」。衆院議長に内定したとのニュースが伝わった先月二十七日夜、都内の自宅前で記者団に囲まれて、綿貫氏はつぶやいた。全国的にも例を見ない”長期政権”だっただけに、党県連も何らかの変化が迫られるのは必至とみる向きもある。
衆院議長については、離党が先例によって義務付けられていることもあり、いわゆる政治力は低下するとの見方が一般的である。県内でも党県連会長に加え、党県第三選挙区支部長の辞任も予想され、少なくとも表立って影響力を行使することは困難になる。
●次は長勢氏が有力
◇…綿貫氏を除く四氏のうち、労働総括政務次官の長勢甚遠氏(当選四回)、自治政務次官の橘氏(同三回)は「次は汗かきを求められる」ポストに回るとの見方があり、萩山教嚴氏(同四回)は、常任委員長就任が有力視される。党農林部会、社会部会の副部会長を務める宮腰光寛氏(同二回)は、引き続き農業などの分野で経験を積む意欲を示しているが、いずれもまだ流動的な要素を残している。
また、県連会長の後任としては現時点では長勢氏が最有力である。しかし、後任がだれに決まっても綿貫氏ほどの強固な立場を築くまでには時間がかかるとの見方もある。一方で各代議士周辺では「全国的には(県連会長は)国会議員の持ち回りにしているところが多い」との声も漏れ始めている。
各氏のポストは来週中にも固まり、自民党県連人事についても今月末には決まることになり、県政界にとっては「注目の七月」になるのは間違いない。
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2000/07/03
【富山新聞】
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連載企画/富山県関係国会議員・東奔西走、鹿熊安正氏
●鹿熊氏、「選挙は命懸け」を実感、石川の候補者も応援
衆院選で地元富山2区の自民党前職、宮腰光寛氏陣営の総括責任者を務め、久しぶりに東京へ戻った同党の鹿熊安正参院議員は、「みんなが熱心にやってくれたので、最もよい結果になった」と選挙戦を振り返った。北陸三県で同党が小選挙区の議席を独占したことも喜びを倍増させた格好に。
衆院選期間中、各党の参院議員は”応援要員”としてひっぱりだこの忙しさで、鹿熊氏も地元だけでなく、石川県の自民党候補の応援にも出向いた。
石川では衆院石川1区で激戦を繰り広げた新人の馳浩氏が街頭を走りながら支持を訴え、参院補選に出馬した沓掛哲男氏は悲願の返り咲きを目指した。見事に当選を果たした二氏の姿に、「選挙は命懸けで誠心誠意訴えなければならない」と実感したという。
鹿熊氏自身、平成元年に消費税導入の逆風が吹き荒れる中で初当選を飾っただけに、二氏の懸命な姿にかつての自分がだぶって見えた?
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2000/07/09
【富山新聞】
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富山広域園、合併推進に積極論、自民政策研・11市町村の議員が会議、50万都市構想で意見交換も、県議にも呼び掛け
富山広域圏の市町村自民党議員による政策研究会は八日、富山市の名鉄トヤマホテルで二市六町三村の同党議員九十人が出席して初めての全体会議を開いた。懇親会の席上、同党富山市連支部長で富山市議会の力示健蔵議長は市町村合併について「どの市町村も先細りしていく中で、頭の転換が必要ではないか。わが町だけではなく圏域を広げるべきだ」と提言するなど、合併推進に向けた積極論が相次いだ。
懇親会では、井上辰男婦中町議が研究会副会長としてあいさつに立ち、「各市町村で一日も早い連携に向け、長勢甚遠代議士を窓口に宮腰光寛代議士とともに一生懸命、頑張りたい」と述べた。
婦中町議会で過半数を占める最大会派の政策清真会はこの日の例会で、力示氏の五十万都市構想に向けた合併発言について意見交換した。井上氏は記者団に「合併論議はまだ入り口だが、行革を進めるためには将来的に五十万都市をつくるべきだ」と力示氏の構想に賛意を示した。
懇親会には、長勢甚遠代議士も出席し、「広域圏で重要な課題についても一生懸命に取り組んでいきたい」と述べ、研究会の成果にも期待する姿勢を示した。
これに先立つ全体会議では、富山市議会党議員会の五本幸正会長が広域圏選出の県議にも研究会への参加を呼び掛けていく方針を明らかにした。
この日の会議では、山縣重彦県土木部長と中村勲富山市建設部長が県と同市の道路行政の取り組みをテーマに講演した。
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2000/07/11
【富山新聞】
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節目の年に一層尽力、大上紀美雄・富山県議会議長就任祝う
大上紀美雄富山県議会議長の就任祝賀パーティーは十日、富山市の名鉄トヤマホテルで開かれ、政治、経済をはじめとする県内の各界や岐阜県から参加した約千人(主催者発表)が大上氏の節目の年の就任を祝い、県議会の顔としての手腕に期待を込めた。
森政雄後援会長のあいさつに続き、中沖豊知事、長勢甚遠、宮腰光寛両代議士、市町村長代表の正橋正一富山市長、市町村議代表の力示健蔵同市議会議長、県議会代表の河合常則県議がそれぞれ祝辞の中で、調整力に優れ、温厚な人柄の大上氏の功績をたたえ、「とやま国体という記念すべき年、政治家としてさらに飛躍してほしい」などと述べた。
これに対して、大上氏は感謝の言葉の中で「ミレニアム、国体という年の就任は私にとっても名誉なことであり、中沖知事とともに富山県の発展に力を尽くしたい」と決意を述べた。
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2000/07/12
【富山新聞】
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富山県関係国会議員が綿貫民輔・議長就任を祝う
富山県関係の自民党国会議員による綿貫民輔衆院議長の就任を祝う会が十一日、東京・紀尾井町の料理屋・なだ万山茶花荘で開かれた。綿貫議長をはじめ長勢甚遠、宮腰光寛、萩山教嚴、橘康太郎の各代議士と鹿熊安正参院議員が出席した。
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2000/07/14
【富山新聞】
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公共事業の重点配分を、日沿連が特別決議を採択
富山県などでつくる日本海沿岸地帯振興連盟(日沿連)は十三日、東京・六本木のホテルオークラで総会を開き、国土の均衡ある発展を具体化するために公共事業を日本海沿岸に重点的に配分することなどを求める特別決議を採択した。役員改選では中沖豊知事が世話人代表に再任された。
冒頭、あいさつに立った中沖知事は「かつて緊張と対立の海といわれた日本海を、平和と発展の海に育てていかなければならない」と述べ、日本海国土軸や環日本海交流圏の形成に向け、沿岸自治体の連携を呼び掛けた。
総会に先立ち、日沿連と日本海沿岸地帯振興促進議員連盟の合同勉強会が開かれ、国際日本文化研究センター教授の川勝平太氏が「アジアと日本海国土軸」と題して講演した。富山県関係では自民党の宮腰光寛、橘康太郎両代議士と鹿熊安正参院議員、民主党の谷林正昭参院議員らが出席した。
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2000/07/14
【富山新聞】
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「森喜朗・首相は相当の熱意」、北陸新幹線、5県議会陳情で小里貞利氏、早期開業へ積極姿勢
富山県議会などでつくる北陸新幹線建設促進北信越五県議会協議会は十三日、自民党本部や関係省庁などを訪れ、小里貞利同党総務会長や森田一運輸相らに同新幹線上越―南越(武生市)間のフル規格での早期整備などを求める要望書を提出した。小里氏は「森首相は相当の熱意を持っている」と語り、首相の主導による整備新幹線の早期建設に期待感を示した。
小里氏は、総務会長就任後も党整備新幹線建設促進特別委員長を兼ねることが決まっている。小里氏は森首相が表立って整備新幹線建設促進の旗を振りにくい立場にあることを指摘。「指揮官(森首相)が言い難いところは私が言わなければならない」と語り、引き続き整備新幹線の早期開業に向け、積極的に取り組む姿勢をみせた。
●政府・与党検討委「合意に向け努力」、森田運輸相
これに先立ち一行は、運輸省に森田運輸相を訪ねた。五県議会協議会長の大上紀美雄富山県議会議長らが「認可がなければ、JR富山駅も整備が進まない」などとして、南越までの一括認可を求めたのに対し、同運輸相は「(政府・与党整備新幹線検討委員会で)よい合意ができるよう努力する」と語った。
陳情には五県議会協議会を代表して、大上議長、同協議会事務局長の仲外喜雄県議、上田信雅富山県議会副議長が参加した。一行はこのほか、自治省の二橋正弘事務次官、自民党整備新幹線建設促進特別委員会の野沢太三委員長代理(参院議員)らにも要望書を手渡した。宮腰光寛代議士が同行した。
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2000/07/14
【富山新聞】
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公共事業、着実に推進、来年度重要要望で知事、富山県関係国会議員に説明
富山県は十三日、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで県関係国会議員に対する平成十三年度重要要望事項説明会を開き、予算化へ協力を求めた。意見交換の中で中沖豊知事は「公共事業は悪だとの声も聞かれるが、私はそのような考えは持っていない」と語り、財政状況を考慮した上で、引き続き道路や空港、新幹線の整備や災害対策などを着実に推進していく考えを強調した。
十三年度の重要要望事項は、新規が九件、継続が四十二件。説明会には、綿貫民輔衆院議長をはじめ、自民党の長勢甚遠、宮腰光寛、萩山教嚴、橘康太郎の各代議士や鹿熊安正参院議員、民主党の谷林正昭参院議員が出席した。
県側の説明に対し、綿貫氏は、大都市部にはない地方の利点を生かす施策を推進すべきと説き、長勢氏はJR富山駅の南北一体化などに県と富山市が連携して取り組む必要があると指摘した。萩山氏は新湊市の新湊大橋(仮称)の建設に向け、運輸、大蔵、建設省に強力に働きかけなければならないとした。
橘氏は富山空港の拡充に計画的に取り組むよう求め、宮腰氏は行政が中心となって農村でもCATVの回線が引けるような仕組みを作るべきとした。鹿熊氏は農作物や人間に被害を与える野生動物対策の強化を訴え、谷林氏は交通バリアフリー法の趣旨を徹底するための指導を求めた。
説明会ではこのほか、平成十三年度から十年間を計画期間とする新たな総合計画の策定作業の進ちょく状況も報告された。
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2000/07/16
【富山新聞】
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戦没者947柱のめい冥福祈る、滑川市で追悼式
平成十二年度滑川市戦没者追悼式は十五日、同市市民会館大ホールで遺族ら約三百人が出席して行われ、先の第二次世界大戦で亡くなった九百四十七柱の御霊のめい福を祈った。
式では全員で黙祷したあと、澤田寿朗市長の式辞、知事(代理)や中屋一博同市議会議長、奥野巌同市遺族会長らが次々に追悼の言葉を述べた。このあと宮腰光寛代議士や遺族、関係者が祭壇に献花し、亡くなった肉親の霊をなぐさめた。
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2000/07/17
【富山新聞】
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連載企画/富山県関係国会議員・東奔西走、宮腰光寛氏
●宮腰氏、”初登院”で重責実感
自民党の宮腰光寛代議士は、このほど召集された特別国会の初日、国会の中央玄関からの”初登院”を果たした。登院ボタンを押し、いわゆる赤じゅうたんをしっかりと踏みしめた宮腰氏は「やはりいつもと感触が違う」と表情を引き締めた。
国会の中央玄関が開かれるのは総選挙後だけ。平成十年八月の衆院補選で初当選を飾った宮腰氏にとって、中央玄関からの登院という意味では約一年十カ月遅れの”初登院”となった。
晴れ姿を見たいと地元からも支持者が上京。宮腰氏は「国の行く末に責任を持たねばならない」と感想を述べ、あらためて重みをかみしめた。
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2000/07/17
【富山新聞】
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「軍団」最後の勢ぞろい、玉生孝久・元代議士の銅像除幕、富山県八尾町、谷洋一・農相ら300人遺徳しのぶ
一昨年七月に死去した元自民党代議士の玉生孝久氏の銅像除幕式は十六日、富山県八尾町福島の現地で行われ、約三百人が玉生氏の遺徳をしのんだ。会場には玉生氏と初当選が同期の谷洋一農水相も出席し、県政の一時代を築いたかつての「玉生軍団」が勢ぞろいする最後の舞台となった。
銅像の揮ごうは玉生氏が代議士時代に所属した派閥の領袖である中曽根康弘元首相が担当した。除幕式には中沖豊知事や正橋正一富山市長、吉村栄二八尾町長ら県内の首長のほか、顕彰会の代表世話人を務める長勢甚遠代議士や平村国光、江西甚昇、竹内弘則ら県議、力示健蔵富山市議会議長、五本幸正党同市議会議員会長ら「玉生軍団」の面々が顔をそろえた。さらに宮腰光寛代議士、大上紀美雄県議会議長ら政界関係者が数多く出席した。
式では玉生氏の長男孝之さんの長女貴子さんや二男孝司さんの長女であや香さん(八尾町杉原小五年)、二女あみ香さん(同小二年)、長女田鶴子さんの長女木村夏希さんら玉生氏の孫たちが銅像を除幕し、関係者が次々と玉ぐしをささげた。
パーティーでは長勢氏が式辞を述べ、谷農水相、中沖知事、正橋市長、吉村町長らが順にあいさつし、長男の孝之さんは「『ありがとう。ありがとう』が口癖だった。冥土(めいど)からきっとそうみなさんに申し上げていると思う」と述べた。
県議時代の玉生氏は円満な人柄と「カミソリ玉生」と評された鋭敏な政治感覚を兼ね備え、県政に重きをなした。その後、佐伯宗義代議士の後継者として国政に転身、旧中曽根派で文部、国土政務次官を務めた。県内では選挙に滅法強い「玉生軍団」を率い、後継に長勢氏を指名した。
●返り咲き選挙の秘話も
「何と言っても返り咲きの選挙が忘れられない」「知恵の塊のような人だった」。除幕式の出席者からはかつての玉生軍団の秘話も飛び出し、関係者は「カミソリ玉生」と呼ばれ、県政界の実力者としてらつ腕を振るった玉生氏の足跡に思いをはせた。玉生氏は中選挙区時代、後継に長勢氏を指名したが、小選挙区制への移行により、除幕式は宮腰代議士ら旧住派の流れをくむ出席者も一堂に会する形となり、世代交代と政界再編をうかがわせた。
パーティーであいさつに立った力示氏は昭和五十八年に落選した玉生氏が六十一年に返り咲いた際、玉生氏がいったん力示氏宅で出馬しない意思を示したという逸話を披露した。力示氏は「負けたまま引退するのは納得がいかない。やめたくないなら私も命を懸ける。必ず返り咲きできる」と翻意を促し、出馬の腹を決めた玉生氏と抱き合って再選を誓い合ったという。
大上氏も昭和四十年代に玉生氏が党県連幹事長だったころについて触れ、「カミソリ玉生も(当時の)橘直治県連会長は苦手だったようで事務局長だった私は橋渡しをよくさせられた。私は玉生軍団の一員とは言えないが、愛弟子、直弟子との思いで感謝したい」と述べ、会場を沸かせた。
会場からは「中曽根先生も玉生氏には特別の愛情を持っていた」(谷農水相)、「頭脳明晰でまさに知恵の塊だった」(中沖知事)など国政や県政での玉生氏の活躍や激しかった中選挙区時代の衆院選を懐かしむ声が相次いだ。
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2000/07/18
【富山新聞】
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長勢甚遠氏の会長就任、「来年も再任」、自民党富山県連、常任顧問会議で了承、向井英二・幹事長、責任ある体制に
●中沖知事の推薦も、知事選
自民党富山県連の常任顧問会議は十七日、東京・永田町の料理屋山の茶屋で開かれ、綿貫民輔代議士の衆院議長就任に伴い、県連会長の後任に長勢甚遠同党代議士を充てることを了承した。会議終了後、向井英二県連幹事長は「(綿貫氏の)残りの任期は一年だが、来年も長勢氏再任の方向で責任ある体制をつくりたい」と述べた。
常任顧問会議では、今秋の知事選に無所属で六選出馬する意向を表明した中沖豊知事を推薦することも了承した。向井氏は、新県連会長と中沖知事との間で八項目にわたる政策協定を結ぶ考えを明らかにした上で、県連として引き続き中沖県政を支えていく方針を強調した。
●22日県連総務会で正式決定
県連会長人事と中沖知事推薦は、二十二日の県連総務会で正式決定される。常任顧問会議には、綿貫、長勢、向井の各氏のほか、自民党の宮腰光寛、萩山教嚴、橘康太郎の各代議士、鹿熊安正参院議員、河合常則県連副会長らが出席した。
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2000/07/19
【富山新聞】
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党の体質改善を要請、自民党中央
おりしも、自民党中央でも執行部に批判的な若手グループ「自民党の明日を創(つく)る会」を中心に変化の兆しが見えはじめ、十八日、党本部で開かれた同会の会合では、党の体質改善を求める発言が相次いだ。この日の出席者は本人が十九人、代理が九人。県関係では宮腰光寛氏が秘書を代理出席させた。
「全国の地方議員や党員を巻き込んでいく」。会合終了後、明日を創る会の中心的メンバーである石原伸晃、平沢勝栄両代議士が語気を強めた。他の会員からも「地元に帰っても会に対する期待は強い」(出席者)との声も漏れ、党改革への動きは全国に波及する可能性を感じさせている。
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2000/07/22
【富山新聞】
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定番/東京ホットライン、北陸新幹線、与党の都市部敗北で影響、予備費は大幅削減ばらまきと批判も
●1千億円から半減
◇…先月の衆院選の結果が、北陸をはじめとする整備新幹線の行方にも微妙に影を落としている。衆院選では、特に都市部で自民、公明、保守の与党三党の候補の苦戦が目立ったことから、来年夏の参院選を控え、与党内で都市部の若手議員を中心に、公共事業の「地方へのばらまき」の見直しを求める空気が漂い始めているためである。
十七日に開かれた与党三党の政策責任者会議。衆院選前に決まった五千億円の公共事業予備費の配分が見直され、整備新幹線は当初の一千億円程度から五百六十億円に削られた。予備費に対する期待が大きかっただけに、沿線関係者は「新幹線がばらまき批判の矢面に立たされる格好になったのでは」(富山県担当者)と表情を曇らせた。
●来夏の参院選に配慮
◇…予備費の整備新幹線への配分が減額された要因としては、まず第一に政府、与党の検討委員会の議論が遅れ、新しい建設基本計画に着工を盛り込む未着工区間も決まっていないことが挙げられるが、一方で、来夏の参院選も視野に入れた与党の都市部に対する配慮であるとの見方も強い。
実際、現時点で自公保の与党三党が確保している参院の議席は百三十六。参院選で十議席以上減らせば過半数を割り込む。与党にとって都市対策は急務といえる。
「最近は日本が中央と地方の二つの国に分かれているように思う」。綿貫民輔衆院議長は、衆院選の結果を振り返り分析した。沿線関係者の中には、こうした空気が平成十三年度の予算編成にも影響を及ぼしかねないとみる向きもある。
●収支採算性は抜群
◇…過日、北陸新幹線建設促進北信越五県議会協議会の会長を務める大上紀美雄富山県議会議長らに同行して運輸省を訪れた自民党の宮腰光寛代議士が派閥の大先輩である森田一運輸相を前に力説した。「新幹線は経済効果が見込める。特に北陸新幹線は収支採算性が高い」。言外に、同新幹線はばらまきではないとの思いがにじんだのだった。
予備費の配分は二十五日の閣議で正式に決定される見通しだが、その先には来年度の予算編成に向けた各省庁の概算要求が控える。ばらまき批判をかわし、整備新幹線の財源がどれだけ確保できるのか。富山県をはじめ沿線関係者にとって、この夏が正念場になりそうな情勢である。
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2000/07/23
【富山新聞】
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次期知事選、中沖知事の推薦決定、自民党総務会、支援態勢の構築確認、自民党総務会、他党の選挙対応が本格化
二十二日開かれた自民党富山県連総務会では、十月九日投票の次期知事選に六選出馬を表明している中沖豊知事の推薦を正式に決定した。県連規約改正により組織が拡充されて初の総務会となり、県関係国会議員、県議、首長らが一堂に会すなか、同党中心の支援態勢を構築することが確認された。中沖知事とは初めてとなる政策協定の調印も行われたことで、同党を除く各政党、政治勢力による知事選対応の協議が本格化する。
中沖知事の推薦について、向井英二県連幹事長が前回選までの公認から「自民党の決断」により、無所属推薦に至った経緯を説明した。続いて、竹内弘則県連政調会長が政策協定を示し、満場一致で推薦が決定された。
あいさつに立った中沖知事は、六選出馬に当たり「出処進退を誤ってはならないと悩んだが、二十一世紀の転換期を前に、ふるさとに全身全霊をささげると決意した」と語り、政策協定の実現に全力を傾注する意向を示した。
総務会では、鹿熊安正参院議員、橘康太郎、宮腰光寛の両代議士があいさつし、長勢甚遠新会長と中沖知事を激励した。
●長勢県連新会長と中沖知事、政策協定に調印
総務会に引き続き、長勢県連新会長と中沖知事による政策協定の調印が行われ、両氏が七項目を盛り込んだ政策協定書に署名した。
政策協定では、県政の発展と県民の幸せを実現するため、北陸新幹線を核とする総合交通体系の整備や中心市街地の活性化、行財政改革の推進などが掲げられた。全体的には理念、抽象的な内容となり、詳細について踏み込んだ表現は盛り込まれなかった。
調印後、中沖知事は記者会見で、新世紀初頭における県政の方向付けが求められる時期であり、県民が一致協力して県政を進める必要性を強調した上で「他の政党団体にも支援をお願いしたい」と、改めてオール与党での選挙態勢を目指す考えを示した。
●綿貫氏の功績は偉大、各氏がたたえる
”長勢体制”の船出となった自民党県連総務会では、あいさつに立った国会議員らが新会長の活躍に期待を込めるとともに、十八年間、県連会長を務めた綿貫民輔衆院議長の功績をたたえた。新体制スタートの節目の総務会は一方で、「自民王国富山」を支え続けた綿貫氏の影響力をあらためて印象付けた。
就任のあいさつで長勢氏は「綿貫前会長は名実ともに富山県連を日本一の県連とした。大いなる誇りを持っている」と、”綿貫後継”の重責をかみしめ、鹿熊参院議員、橘、宮腰の両代議士も、綿貫氏の築いた実績に敬意を表した。
向井幹事長は党情報告の冒頭、総務会の直前に綿貫氏から欠席をわびる電話連絡を受けたことを紹介した。さらに、「今後も県選出の代議士として皆さんの力になりたい」との綿貫氏の言葉を伝え、同氏の健在ぶりをうかがわせた。
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2000/07/28
【富山新聞】
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概算要求で整備費検討、北陸新幹線未着工区間、小里貞利・自民総務会長が表明、「もう後戻りできない」
自民党の小里貞利総務会長は二十七日、来年度政府予算の概算要求で、整備新幹線の未着工区間の建設費を盛り込む方向で党内で検討に入っていることを明らかにした。小里総務会長は公共事業費等予備費の配分で、北陸新幹線に未着工区間で庄川橋りょうなどの設計調査費が盛り込まれたことを指摘しながら「もう後戻りはできない」と述べ、長野―南越(武生市)間のフル規格での早期整備が進むとの認識を示した。
二十七日、要望活動に訪れた北陸新幹線建設促進同盟会長の中沖豊知事らに情勢を報告した。
小里総務会長は、北陸新幹線沿線自治体が求める長野―南越のフル規格整備について「党内での概算要求の協議は当然、フル規格整備を前提にしている。要求枠を新幹線枠にするかどうか、新規着工を一つの方向として検査している」と語った。
さらに、小里総務会長は昨年末の与党協議でまとめられた「長野―南越間を十数年でフル規格で整備する」とした取り決めについて、大蔵省も評価しているとの考えを示した上で、公共事業費等予備費での長大橋りょう調査費(一億五百万円)には「当初は二、三百万円と言っていたものを一億円にしたということに重要な意味を持つ」と述べ、建設に向けた布石であるとの認識を示した。
建設促進同盟会は首相官邸や大蔵、運輸、自治省なども要望に回り、官邸では安倍晋三官房副長官が、先の財政首脳会議で来年一月の省庁再編に絡み概算要求基準(シーリング)を見直し、整備新幹線の建設についても新しいシーリングでの財源確保が必要との意見が出されたことに触れ「最後は森喜朗首相が判断されることだと思う」との考えを示した。
一向は綿貫民輔衆議院議長も訪ねた。
●長野―南越フル規格で、同盟会、強力な働きかけ決議
北陸新幹線建設促進同盟会総会は二十七日、東京・紀尾井町のホテルニューオータニで開かれ、長野―南越間のフル規格による一括整備を政府に強力に働きかけていくことを決議した。
決議では▽昨年末の与党協議での整備新幹線取り扱い方針を早急に政府・与党で合意する▽上越―南越間の工事実施計画の認可▽大阪までの整備方針の明確化▽富山、小松、福井駅の整備推進▽公共事業費の重点配分による建設財源の確保と地域負担に対する適切な財源措置―などを求めた。
同盟会長の中沖知事はあいさつで、公共事業等予備費の配分で未着工区間の長大橋やトンネル調査費が盛り込まれたことに触れ、「南越―敦賀間の環境影響評価も年度内に完成する見通しで、(北陸新幹線は)着実に前進している。新幹線は総合交通の柱であり、沿線地域が団結して取り組まなければならない」と述べた。
続いて、長勢甚遠自民党北陸新幹線建設促進議連事務局長、野沢太三同党整備新幹線建設促進特別委員長が「今が正念場だ。まず南越までの一括認可を目指す」などと力を込めた。
総会には沿線関係者約三百五十人が出席し、富山県関係では自民党の宮腰光寛、萩山教嚴、橘康太郎の三代議士と鹿熊安正参院議員、民主党の谷林正昭参院議員、同新幹線建設促進北信越五県議会協議会長の大上紀美雄県議会議長らも出席した。
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2000/07/31
【富山新聞】
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連載企画/富山県関係国会議員・東奔西走、宮腰光寛氏
●宮腰氏、創る会に初めて出席
自民党の宮腰光寛代議士はこのほど、党改革を唱える若手議員が中心となってつくる「自民党の明日を創(つく)る会」の会合に初めて出席した。
宮腰氏によると、会合では「党のシンクタンクをつくるべき」「議員個人の活動にも政党助成金の一部を充てられるようにしてはどうか」などといった意見が出された。都市部だけでなく国全体のことを考えなければならないとの声もあったという。
「加藤紘一元幹事長の別動隊では」「森政権倒閣につながる活動だ」とせんさくする向きもあり、党内外の注目を集めている創る会だが、宮腰氏の目には「地に足をつけた議論をしている」と映ったよう。
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