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2004/10/01
【北日本新聞】

両候補が出陣式、県知事選告示
 30日告示された知事選の石井隆一候補の出陣式には、国政選、地方選で戦ってきた自民、民主、公明、社民4党の代表者が顔を並べ、結束をアピールした。中沖知事も激励のあいさつに駆け付け、県政の継承発展を印象付けた。一方、共産党の推薦を受ける黒田英夫候補は、県政の転換を主張し、石井候補側のオール与党化の動きを批判。対決姿勢を打ち出した。
 石井候補の支援は、4党と県民社協会、連合富山、県JAグループの3団体で固める。前回6期目の知事選で自民公認から無所属になった中沖知事よりも、幅広い支援態勢を築いた。
 総括責任者の長勢甚遠自民党県連会長は「三位一体改革などで、交渉力のある知事が求められる時。各界各層の支援が必要だ」と述べ、民主党県連代表の村井宗明衆院議員も「時代の変革期であり、知事選で政党が争うべきでない」と歩調を合わせた。
 石井選対の主軸を担う自民は、長勢氏のほか綿貫民輔、
宮腰光寛、萩山教厳、橘康太郎の各衆院議員と、野上浩太郎、河合常則参院議員の県在住国会議員が勢ぞろい。選挙戦を支える態勢を誇示した。
 だが、かつて経験のない四党相乗りの選挙戦だけに主体性のなさを懸念する声がある。「全員が激励していては時間が長くなり過ぎるとして、辞退の申し入れがあった」(陣営関係者)ため、自民の国会議員であいさつしたのは長勢氏だけ。村井氏や湊谷道夫社民党県連代表代行、草嶋安治連合富山会長らが続々と登壇する光景に、訪れた自民支持者からは「どこの党が中心なのか」との声も漏れた。
 こうした実情を背景に、上田信雅県議会議長は「もたれ合いになってはならない」と力説。竹内弘則選対本部長は「4党3団体の連携を密にして圧勝したい」と呼び掛けた。
 黒田候補の出陣式では、自民の推薦候補に他の政党も迎合しているとして、批判の声が出された。反保直樹共産党県委員長は「自社が連携した村山政権はどうだったか。党派を超えた県民の期待に応えたい」と主張。青島明生弁護士は「中沖県政のマイナス部分を引き継ぐのを食い止めなければならない」と政策転換を訴えた。

2004/10/02
【富山新聞】

沖縄・北方対策に力、宮腰氏、内閣府政務官を退任
 
宮腰光寛内閣府政務官は一日、霞が関の合同庁舎四号館で退任式と後任の西銘順志郎参院議員への引き継ぎを行った。宮腰氏は、来年度概算要求の目玉である「美ら島予算」に先鞭をつけた沖縄対策や、北方領土問題について「今後もライフワークにする」と語った。
 退任式で
宮腰氏は「少しでも沖縄の人の心に響く仕事をしたいと考えてきた。離島訪問で、四十カ所のうち前島だけを訪問できなかったのは、沖縄と縁を切らないようにという神の采配かもしれない」とあいさつした。
 
宮腰氏は、昨年九月二十五日に内閣府政務官に就任、茂木敏充沖縄・北方対策担当相と中島眞人副大臣を補佐してきた。

2004/10/03
【北日本新聞】

初の週末、舌戦過熱、県知事選
 知事選告示から初の週末を迎えた2日、石井隆一候補(58)=自民、民主、公明、社民党など推薦=と、黒田英夫候補(54)=共産党など推薦=の両新人は県内各地で支持を訴え、舌戦が過熱してきた。石井陣営には梶原拓岐阜県知事が応援に訪れ、魚津市の個人演説会場では自民、公明、社民各党の代表が弁士を務めた。黒田陣営には木島日出夫前衆院議員が訪れ、富山、高岡両市の中心部を重点に、きめ細かく街宣した。
 石井候補はこの日、婦負郡などを街宣し、魚津、黒部両市で個人演説会に臨んだ。
 細入村楡原の街頭演説には、梶原岐阜県知事が石井候補の旧自治省時代からの知人として訪れ、船坂勝美飛騨市長も同席した。梶原知事が「隣県同士の末永い交流に働いてほしい」と求めたのに対し、石井候補は「『世界に羽ばたくとやま』実現には、北陸だけでなく岐阜との交流も大切」と応じ、集まった村民らと盛んに握手を交わした。
 魚津市のありそドームで開いた個人演説会では自民、公明、社民が連携し、各党の弁士が登壇。沢崎市長も訪れ、陣営が掲げる「県民党」を印象づける形となった。
 長勢甚遠自民県連会長(衆院議員)は「優れた候補だからこそ、多くの政党・団体が推薦した。高い得票で勝利を」と訴え、
宮腰光寛衆院議員、野上浩太郎参院議員も支持を要請。又市征治社民党県連代表(参院議員、党幹事長)は「国と戦える知事を送り出したい」と呼び掛け、竹内進公明党県本部幹事長(魚津市議)が「我が党も全力で支援する」と強調した。
 黒田候補の陣営は、候補と応援弁士がそれぞれ県西部、東部の二手に分かれ、街頭演説した。陣営では週末の重点を富山、高岡市の大票田に置き、無党派層に呼び掛ける。
 黒田候補は高岡市街地をきめ細かく巡回。福岡町や小矢部市なども含め約20カ所でマイクを握った。JR高岡駅前周辺では「県民の暮らしをよくしたい。平和や教育基本法を守りたい」などと訴え、商店街の買い物客らに握手を求めた。
 一方、富山市、婦中町、八尾町では、木島日出夫前衆院議員、平成4年の知事選でみんなの会が初めて知事候補に擁立した広瀬信夫元県労連議長らが16カ所で演説した。
 木島氏は「1兆円近い借金をつくった中沖県政の流れを変えるべき」と主張。広瀬氏は「暮らしと関わる大切な憲法を守り、働く者の立場の黒田候補を支持してほしい」と求めた。
 陣営では、告示後、街頭演説による政策の浸透に全力を注ぐ。候補が約1週間かけ、選挙カーで全市町をほぼ一巡し、知名度アップを図る。

2004/10/03
【富山新聞】

とやま知事選2004、初の週末、舌戦、石井候補、弁士を投入、黒田候補、高岡市で街宣
 十七日投開票の富山県知事選は二日、告示後初の週末を迎え、ともに無所属新人で前消防庁長官の石井?一(58)=自民、公明、民主、社民推薦=と県労連事務局長の黒田英夫(54)=共産推薦=の両候補(届け出順)が遊説や個人演説会で支持を求めた。隣県からも応援弁士を投入した石井候補に対し、黒田候補は高岡市を中心に県西部を街宣。小雨交じりの下、一票を求める両候補の声が響いた。
 石井候補は上新川、婦負郡を中心に遊説を繰り広げた。細入村では村独自の出陣式が行われ、同候補は「県民一人ひとりが生きがいと希望を持って生活できる富山県をつくりたい」と支持を訴えた。
 
宮腰光寛代議士、全国知事会長の梶原拓岐阜県知事、船坂勝美飛騨市長も応援に駆けつけ、同知事は「石井氏は不撓不屈(ふとうふくつ)の精神の持ち主。こんな知事が誕生すれば素晴らしい」とエールを送った。
 夜は黒部、魚津両市内で個人演説会に臨んだ。
 黒田候補は高岡、小矢部両市や福岡町の二十三カ所で街頭演説を行い、「県民の一人ひとりの暮らしを守る、県政のあるべき姿をみんなで取り戻そう」と、県民主役の県政へ有権者の支援を訴えた。
 街頭演説の中で黒田候補は、雇用の安定や福祉施策の充実、三十人学級の実現などを強調した。有権者に駆け寄り、手を握って支持を求める場面もあった。木島日出夫前代議士も同行した。
 小矢部市の石動コミュニティーセンターでは個人演説会が開かれた。

2004/10/05
【富山新聞】

宮腰氏、党副幹事長に、自民党、きょう総務会で承認
 自民党の
宮腰光寛代議士(53)=富山2区、三期=が四日、党副幹事長に内定した。五日の総務会で正式に決まる見通しである。
 
宮腰氏は農水大臣政務官や党農水部部会長代理・党食育調査会事務局長などを歴任し、昨年九月から内閣府政務官を務めた。
 副幹事長就任は、党食育調査会会長を務める武部勤幹事長に対する貢献などが評価されたとみられる。

2004/10/07
【北日本新聞】

久間氏「JR新規負担を」北陸新幹線
 北陸新幹線建設促進同盟会、北陸新幹線建設促進北信越5県議会協議会、北陸経済連合会の3団体は6日、都内で与党や関係省庁の幹部らに、建設中の長野−富山間の早期完成と、富山−金沢(松任車両基地)間の新規着工などを求めた。久間章生自民党総務会長は「早く着工にこぎつけたい」、小里貞利自民党整備新幹線建設促進特別委員長も「年末までにけじめをつけなければならない」とし、17年度予算に反映できるように関係省庁との協議を進める考えをあらためて強調した。
 県から中沖知事や上田信雅県議会議長、山田圭藏北経連会長らが参加。17年度以降の整備計画を決める政府・与党ワーキンググループメンバーを中心に要請した。
 3団体は、自民党本部で久間総務会長、武部勤幹事長、与謝野馨政調会長と個別に面会。県在住の長勢甚遠、橘康太郎、
宮腰光寛の3衆院議員が同席し、中沖知事が「新幹線の経済効果は高い。財政状況は厳しいが公共事業費の重点配分を求めたい」と要望した。
 久間総務会長は民間からの借り入れで建設する与党の考えを説明し「新幹線の延伸でもうけが出るJRにも負担を求めるべきではないか。世論にも訴えたい」と述べた。武部幹事長は「地元の事情はよく分かっている」と答えたという。議員会館で応対した小里委員長も「遅れれば無駄が出る。できるだけ早期に完成させるべき」と指摘した。
 一行は、公明党の冬柴鉄三幹事長や北側一雄国土交通相らにも整備促進についての要望書を手渡した。

2004/10/11
【富山新聞】

3連休、舌戦フル回転、富山県知事選、大物弁士やパフォーマンス
 十七日投開票の富山県知事選で三連休中日で最後の日曜日となった十日、ともに無所属新人で前消防庁長官の石井隆一(58)=自、公、民、社推薦=、県労連事務局長の黒田英夫(54)=共推薦=の両候補(届け出順)は票の上積みへ声を枯らした。低調ムードが指摘される中、両陣営も応援弁士に特色を出したり、街頭パフォーマンスで関心をあおったりと終盤戦の盛り上げへ知恵を絞っている。
●石井候補 福井知事が激励
 富山市大町の石井候補の選挙事務所には、同候補と同じ総務省出身で一歳年上の西川一誠福井県知事が激励に駆けつけた。八日には谷本正憲石川県知事も応援で来県しており、同候補は西川知事と握手を交わして三県の連携をアピールした。
 西川知事は、婦中町の速星公民館で開かれた個人演説会にも出席。約二百人(主催者発表)を前に、北陸新幹線や観光、環境などで三県が協力する必要性を説き「石井候補ならば私も石川県知事も気心が知れている」と支持を訴えた。
 石井候補は「県民が希望を持てるようにしたい」と決意を述べ、
宮腰光寛代議士や野上浩太郎参院議員らが激励した。
●黒田候補 寸劇で公約訴え
 黒田候補はJR富山駅前で、新日本婦人の会県本部の会員らとともに街頭演説に臨んだ。同本部のメンバーらは、同候補をアニメ番組の主役になぞらえた寸劇や替え歌を披露。公共事業を見直して福祉の充実や財政再建を図る同候補の公約を、休日の買い物客に分かりやすくアピールした。
 演説に立った黒田候補は「知事には暮らしを良くする権限がある」として特別養護老人ホームの入所待ち解消などを訴え、支持を求めた。
 街頭演説に先立ち、同本部は「パワーアップ集会」と銘打った富山地域での決起集会を開き、同本部の中川玲子会長のあいさつの後、一層の支持拡大に努めることを確認した。

2004/10/13
【富山新聞】

補助堅持を要望、全国治水砂防協会
 全国治水砂防協会(会長・綿貫民輔前衆院議長)の全国治水砂防促進大会は十二日、東京・平河町の砂防会館別館で開かれ、関係事業の国庫補助負担金制度の堅持・促進を政府に要望する決議を採択した。
 綿貫会長のあいさつに続き、北側一雄国土交通相が祝辞を述べ、近藤浩一同省砂防部長が動向を説明した。県関係国会議員では橘康太郎、
宮腰光寛両代議士、野上浩太郎、河合常則両参院議員が出席した。

2004/10/17
【富山新聞】

黒部の味「魚の駅生地」が開業
 黒部市のくろべ漁協の「魚の駅生地」は十六日、黒部漁港内で開業し、大勢の人々が水揚げされたばかりの魚介類などを買い求めた。
 施設は生鮮魚介類を販売する直販棟「とれたて館」と、約六十人が食事できるレストラン棟「できたて館」の鉄骨・木造瓦ぶき平屋建ての二棟あり、ウッドデッキのイベント広場や湧水が飲める一画も設けてある。敷地面積は三千八百十五平方メートル、延べ床面積は八百六十九平方メートル。水産物は、十六、十七日は通常価格より三、四割安く、十八日以降も二割程度安い。
 開業式では松野均くろべ漁協組合長が「名水にはぐくまれた魚を存分に楽しんでほしい」とあいさつした。
宮腰光寛代議士、堀内康男黒部市長が祝辞を述べ、高志野中吹奏楽部が軽快なリズムで演奏を披露して開業に彩りを添えた。

2004/10/18
【富山新聞】

石井さん「富山を元気に」笑顔にも重責ずしり、富山県知事選
 十七日投開票の富山県知事選で初当選した石井隆一さんは、責任感に表情をややこわばらせながらも「元気ある県づくりへ全身全霊を傾ける」と喜びを表した。共産党を除くオール与党のやぐらに乗って誕生した二十四年ぶりの新知事。各界代表の期待を背に石井さんは、「活力・未来・安心」をキーワードにした公約の実現に力を込め、国と地方財政の三位一体改革にも地方の声を国にぶつけていく考えを示した。
 「新しい県政の幕開けだ」。午後八時五分、「当確」の第一報が飛び込んだ富山市大町下田割、石井さんの選挙事務所では、この一瞬を待ちわびた支持者から歓声がわき上がった。
 午後九時二十五分ごろ、石井さんが志保子夫人とともに姿を現すと歓喜は最高潮に。石井さんが支持者と握手を交わしながら壇上に立って大きく手を広げながら「ありがとう。うれしい」を繰り返した。竹内弘則選対本部長(自民党県連幹事長)の勝利宣言に続き、長勢甚遠総括責任者(同県連会長)の発声で万歳を繰り返した。
 花束とマイクを手にした石井さんは「県民一人一人の支持に本当に感謝している。富山県のため県民の幸せのため一生懸命取り組む」と力強く述べた。続いて、中沖豊知事、綿貫民輔前衆院議長の祝福の言葉に続き、平村国光選対副総括責任者の発声で乾杯した。
 この後、自民党の萩山教嚴、橘康太郎、
宮腰光寛各代議士や野上浩太郎、河合常則両参院議員、社民党幹事長の又市征治同党県連合代表、村井宗明民主党県連代表、島田一公明党県本部代表ら各党代表や江西甚昇県農協中央会長、草嶋安治連合富山会長ら各界代表が次々に祝辞を述べた。
●祝福も、「課題多い」 中沖知事
 「富山にはまだたくさんの課題がある。県民とともに取り組まねばならない」。中沖知事は自らの後任となる石井さんの当選に持ち前の笑顔を見せながらも、知事の重責を説くように後継の気を引き締めさせた。
 「県民党」を掲げた点でも中沖知事は、石井さんのさきがけとなる。低投票率には表情を曇らせた知事だが、当面は後見人役も担う立場でもあり、あいさつでも「県民に心から感謝する」を繰り返し、県民とともに進めた二十四年の県政に思いをめぐらせた。
●黒田英夫さん「得た成果は大きい」
 富山市豊田町一丁目の黒田英夫さんの選挙事務所では、午後十時十分ごろに黒田さんが姿を見せ「我々が掲げた要求や課題に大多数の県民は同じ気持ちだ。得た成果は大きい」と述べ、約三十人の支持者からねぎらいの拍手を受けた。
 小谷一郎選対本部長も「訴えに多くの県民から強い共感を得た」と手応えを強調した。
■〔各党談話〕
●施策に夢と希望 長勢甚遠自民党県連会長
 石井候補自らが政策を訴え、四党三団体の組織をフル稼働した成果が出たものと考える。石井知事には公約の実現と県政の重要課題に取り組み、夢と希望の持てる施策に取り組んでいただきたい。
●県民の幸福追求を 村井宗明民主党県連代表
 特定の政党の利益を追求する政治と、県民の幸福を追求する政治の二種類がある。今回の低投票率は自民党中心の政治への不安が一因であり、石井知事には後者の政治姿勢を期待し、党も県民のために全力を尽くす。
●公約の実現期待 島田一公明党県本部代表
 党が推薦した石井候補の当選を祝福したい。選挙戦で掲げた公約を着実に実行し、県民の負託に応えてほしい。党として石井県政を支え、中小企業の活性化や、福祉・教育の推進に、これまで以上に尽くしたい。
●積極的に提言 又市征治社民党県連合代表
 石井知事が財政再建に手腕を発揮し、憲法理念を生かし、県民福祉の向上と希望の持てる県政を実現されるよう期待したい。わが党は結んだ政策協定の実現のために積極的に提言し、協力もしていきたい。
●争点明確に訴えた 反保直樹共産党県委員長
 約二十対一だった政党間の力関係を大きく押し返す善戦だ。争点を明確にして堂々と訴え、悪政を変えようという市民団体や無党派の勇気ある共同が広がった成果であり、党として公約実現に全力で奮闘したい。
■〔各界の声〕
●社会資本整備を 山田圭藏北陸経済連合会長
 北陸新幹線、高規格幹線道路など社会資本整備の促進、新技術・新産業の創出など課題が山積している。石井知事の見識、手腕により、富山県ひいては北陸地域が一段と発展できるよう、ご活躍を祈っている。
●リーダーは輝け 中尾哲雄富山経済同友会代表幹事
 地方の時代は地域間の競争の時代である。リーダーには輝いていてほしい。輝くリーダーに民はついていく。大きな夢と信念が人を輝かすと思うが、その点は新知事は大丈夫であると確信している。
●経済を回復軌道に 八嶋健三県商工会議所連合会長
 新知事には公約の「元気とやま」創造のために、政策や改革の実行に全力で取り組んでいただくとともに、中小企業支援策や新産業の育成・創出などで、県内の経済を本格的な回復軌道に乗せていただきたい。
●元気が出る農業を 江西甚昇県農協中央会長
 国でコメ政策改革が進められる中、稲作を中心とする県内の農業は重大な変革の時期を迎えている。今後の県政運営において、政策協定で提言した「元気が出る富山県農業の実現」に邁進(まいしん)することを期待する。
●地方の裁量広げよ 森雅志富山市長
 地方を取り巻く環境が厳しくなる中で、地方の裁量を広げ、財政的な自立を促すような取り組みを期待したい。二十一世紀における富山県と市町村のさらなる発展と県民の幸せに向けて尽力されることを念願している。
●自立へ制度確立 橘慶一郎高岡市長
 地方分権の基礎を築いて来た実績と高い見識のもと、地方が自立できる制度の確立にご尽力いただきたい。北陸新幹線と駅周辺整備をはじめ、福岡町との合併など高岡市の課題や施策の推進に支援と指導を期待したい。
●福祉、教育に配慮を 堀内道子県婦人会長
 経済が厳しい状況ではあるが、福祉と教育については特段の配慮をお願いしたい。石井さんは奥様も社会でご活躍されているだけに、男女共同参画には理解があると思うので、さらなる施策の充実も期待している。
●景気対策充実望む 経崎勝県青年団協議会長
 ボランティアなどの青年団活動を活発にするためにも、景気対策を充実させ、県民にゆとりを与えてほしい。若年層の就職を促し、社会参加を支援する体制や、環境問題に対処する政策を打ち出してほしい。

2004/10/18
【富山新聞】

「新市が栄えるよう」八尾町長選で初当選の中林さん、5カ月の重責実感
 十七日投開票の八尾町長選で初当選を果たした中林甚勝さんは、同町井田の町コミュニティセンターで高々と万歳を繰り返した。「新市が栄えていくように全力を注ぐ」。実質任期は五カ月余り。地域の将来を方向付ける正念場とあって、中林さんは笑顔の中にも重責を担う緊張感を漂わせた。
 同センターには引退する吉村栄二町長や、宮本光明県議ら選対幹部、約八百人(主催者発表)の支援者が詰めかけた。当選が決まり、午後十一時過ぎ、中林さんが若者らにかつがれて姿を現すと大きな拍手と歓声が起きた。
 中林さんは「短期間で選挙に臨んだが、八尾の将来を思う人たちが結集してくれた」と感謝した。
 合併を控え、大島外夫婦中町長、山崎吉一山田村長、野尻昭一細入村長らパートナーとなる自治体の首長らも祝福に駆け付けた。
宮腰光寛代議士、魚津龍一県町村会長(朝日町長)、松田秀雄舟橋村長らも祝福し、中林さんは「これからも応援いただきたい」と頭を下げた。
●〔中林氏に聞く〕 対等合併の人事求める
 八尾町長選で初当選した中林氏は、富山新聞社のインタビューに答え、来年四月一日の富山地域七市町村合併に向け、新市誕生までに対等合併の精神を生かした人事配置、事業展開の方向性をつける考えを示した。
 ―富山地域の合併を控え、最後の町長となることが濃厚だが。
 八尾という町の締めくくりをいかに上手にするかが重要だ。かぎの一つは職員人事になる。富山市が多数を占めるのは当然だが、八尾にも有為な人材は多く、適正な配置を求めたい。
 ―合併で問題になった地区コミュニティーセンターはどうする。
 八尾は九つの地域がそれぞれ特徴的な自然、文化を持って発展してきた。地域の核となるのがコミュニティーセンターであり、新市で実現するよう努める。
 ―一般廃棄物最終処分場問題にどう対応する。
 あくまで富山地区広域圏の事業だが、安全性が確保が第一だ。住民と十分な話し合いが必要である。調査も予定されているが、建設を前提とした調査着手であってはならない。
●「私の不徳」 落選した杉山さん
 落選した杉山峰夫さん(47)は午後十一時十分ごろ、八尾町井田の選挙事務所に入り、「私の不徳の致すところです。支援に感謝します」と述べた。
 合併推進を当初から掲げ、先行して活動を展開してきただけに、選対幹部の中には「合併反対派が向こうに流れた」と悔やむ声も。杉山さんは「これからも地域のために私なりに努力していきたい」と、支持者一人一人と握手した。

2004/10/23
【富山新聞】

〔国会議員・東奔西走〕宮腰氏、法案成立へ組織調整「食育」出直しに奔走
 自民党の
宮腰光寛代議士が、食育基本法成立を目指して調整役を務めている。法案は先の通常国会で提出されたが、野党の抵抗で継続審議になった。党食育調査会会長の武部勤代議士が幹事長に就き調査会を抜けたことで、事務局長として”置き土産”を託された格好の宮腰氏は、役員選任や今後の方針策定で実行力を試されている。
 「武部幹事長と連携を取り、予算が成立する前に法案成立を目指す」。二十日、党副幹事長会議を控えた
宮腰氏は、今回の改造で副幹事長に就いた利点を強調した。
 武部氏のほか、会長代理を務めていた村田吉隆代議士も国家公安委員長に就き、
宮腰氏は一人、事務局長として残った。同氏は二十、二十一日、次期会長の山東昭子参院議員と次期会長代理の亀井善之前農水相を訪ね、役員就任を依頼し二十七日の調査会開催を打ち合わせた。
 山東氏は科学技術庁長官などを歴任したこともあって「会長と会長代理は以前にも増して重厚な布陣。実行役は実直な
宮腰氏が中心になる」(党関係者)とみられている。
 もっとも、食育基本法案が継続審議となった要因は、野党側が給食への地場産農作物利用などの具体策を求めたのに対して、与党は基本法的な位置づけを主張し、まとまらなかったことが大きい。「参院選前に、民主党が自民党にポイントを稼がせたくなかっただけ」。
宮腰氏は批判するが、今回も野党の出方は不透明なままだ。
 「内閣府の食育推進会議や県市町村レベルの会議を早期に発足し、全国に取り組みを波及させたい」。同法成立に意気込む
宮腰氏にとって、法案成立前のひとヤマに手腕が問われている。

2004/10/23
【富山新聞】

保育の補助金再考を、富山市で緊急集会
 県保育連絡協議会と県民満保育連盟、県保育士会の「三位一体改革を考える保育所(園)緊急集会」=写真=が二十二日、富山市テクノホールで開かれ、保育士ら約千五百人(主催者発表)が保育関連の補助金見直しに向けて結束することなどを誓い合った。
 小島伸也実行委委員長があいさつ、中央情勢の報告などに続き、より良い保育のため、保育所の運営費と建設費の国庫補助金を地方に移譲することと、保育所最低基準の見直しについて再考を求める宣言を採択した。
 
宮腰光寛、長勢甚遠、村井宗明の各代議士、野上孝太郎、又市征治両参院議員らも出席した。

2004/10/26
【富山新聞】

自給率向上を決議、富山県農業委員大会、食料安全保障の確保も
 富山県農業委員大会は二十五日、富山市のとやま自遊館で約五百人が参加して開かれ、当面の国の農業政策に対して食料自給率や農地面積を現行水準以上に設定することを求める要望など四件を決議した。
 当面の農業政策に対する要望では、農水省が策定作業を進めている新しい「食料・農業・農村基本計画」に食料安全保障の確保や食農教育の推進を盛り込むことや、中産間地域の直接支払制度を来年度以降も継続・拡充することを求めている。
 大会では主催者を代表して松井信勝県農業会議会長が「活動を総点検して組織改革を進め、地域農業の振興に取り組む必要がある」とあいさつ。遊休農地や耕作放棄地の把握と解消、農地の無断転用防止を進めるため「農地パトロール月間」を設けるなど農業委員の活動強化も決議された。
 筧秀峰県農林水産部長や上田信雅県議会議長、長勢甚遠、
宮腰光寛の両代議士、広野允士参院議員らが祝辞を述べた。

2004/10/28
【北日本新聞】

県在住国会議員も支援に奔走、新潟県中越地震
 新潟県中越地震の被災者を支援するため、与野党の県在住国会議員が27日、義援金集めや政府への緊急申し入れなどを行った。隣県での大災害だけに、視察を検討中の議員も増えている。
 自民党副幹事長の
宮腰光寛衆院議員は同日昼、東京・有楽町で、武部勤幹事長や安倍晋三幹事長代理らとともに募金を呼び掛けた。昼休み中のサラリーマンや買い物客から多くの善意が寄せられたことに「本当にありがたい」と笑顔を見せる。
 
宮腰氏は地震発生翌日、黒部市の自宅からマイカーで、被災地となった小千谷、十日町両市に向かった。「議員の正式視察という形ではなかったが、とにかく早く現地を見ておきたかった」。党では全国の都道府県連で募金を行っており、被災地で不足している物資を送る予定という。
 社民党幹事長の又市征治参院議員は、福島瑞穂党首らとともに、林田彪内閣府防災担当副大臣に面会。又市氏は、自身も参加した党調査団の現地視察を踏まえ「政府としてしっかり対応してほしい」と、激甚災害の早期指定や補正予算の早期編成、生活支援対策の充実など6項目の要望を申し入れた。
 民主党の村井宗明衆院議員は28日、カイロや食料など党からの支援物資を持参し、ボランティアと一緒に長岡、小千谷両市の避難所を回る。自民党の野上浩太郎、民主党の広野允士両参院議員も現地視察を検討しているという。

2004/10/28
【富山新聞】

宮腰氏、銀座で義援金活動、村井氏、きょう現地を視察、新潟県中越地震受け
 新潟県中越地震を受けて、自民党の
宮腰光寛代議士ら同党副幹事長らが二十七日、東京・銀座で義援金活動を展開した。毎週水曜定例となっている副幹事長会議を変更して実施され、武部勤幹事長や安倍晋三幹事長代理も参加した。
 また、民主党の村井宗明代議士は二十八日、十万人を超える住民が避難生活を続けている被災地を視察する。村井氏は衆院災害対策特別委員を務めており、同党国会議員らと共に支援物資を運び込む予定である。

2004/10/30
【富山新聞】

〔国会議員・東奔西走〕自民党・宮腰氏、法案成立に結束確認、食育基本法が再提出へ
 自民党の
宮腰光寛代議士が手がけてきた「食育基本法案」が、今国会への再提出に向けて動き出した。二十七日、党本部で開かれた食育調査会に出席した宮腰氏は、新会長の山東昭子参院議員らと法案成立へ向け結束を固めた。
 調査会には前会長の武部勤幹事長も新潟県中越地震の対策を協議する合間を縫って顔を見せ、「前国会も努力したが継続審議になって残念だ。食育は幅広い意義がある。教育基本法の改正論議が進む中、食育もその一つの柱にするべきだ」とゲキを飛ばした。
 内閣府食品安全委員会や文部科学、厚生労働、農林水産各省は、来年度概算要求に食育予算を盛り込んだ。
宮腰氏は「食育推進協議会による普及や、分かりやすいパンフレットも作る」とし、その目は既に法案成立の先を見据えているようだ。

2004/10/31
【北日本新聞】

北方領土テーマに討議、日・米・ロ3国シンポ
 北方領土に関する国際シンポジウムが30日、富山市の富山第一ホテルで開かれ、県内外から関係者ら約250人が参加した。北方領土の返還実現に向け、日、米、ロ3国のパネリストが、日ロ交渉と中国の関係などをテーマに意見交換した。
 知事代理の大永副知事、北方領土返還・4島交流促進議員連盟事務局長の
宮腰光寛衆院議員、荻野幸和北方領土返還要求運動県民会議会長が「来年は、北方4島を日本の領土と定めた日ロ通好条約から150年の節目を迎える。プーチンロシア大統領の来日も計画されており、心を一つに返還運動を進めたい」とあいさつ。パネルディスカッションを行った。
 コーディネーターを吹浦忠正東京財団研究推進担当常務が務め、南カリフォルニア大のピーター・バートン名誉教授、岩下明裕北海道大教授、米海軍大学院のガイヤ・クリストファーセン客員準教授、露カーネギーモスクワセンターのドミトリー・トレーニン副所長、木村汎拓殖大教授らがパネリスト参加。中ロ国境交渉の進展が日ロ関係に与える影響や、北東アジア地域の経済一体化の動き、プーチン政権の対外政策の動向などをテーマに討議した。