■過去の新聞記事を読むことができます

2004/05/08
【富山新聞】

福田官房長官が辞任「決断立派」「疑惑隠し」富山県選出の国会議員、反応様々、未納発覚も
 年金の保険料未納問題で福田康夫官房長官が辞意を表明した七日、県関係国会議員からは「福田さんらしい立派な決断」(橘康太郎自民党代議士)「うそをついた当然の責任」(谷林正昭民主党参院議員)との声が聞かれた。一方、自民党の長勢甚遠代議士が五カ月間未納していたことが明らかになったほか、
宮腰光寛内閣府政務官が危うく未納となりかけていたことも分かった。
 自民党議員の中でも、福田長官の辞任を評価する声の半面、萩山教嚴代議士は「政治家は厳しいものだ」と感想を漏らし、綿貫民輔前衆院議長は「私が(感想を)述べる立場にない」とした。野上浩太郎参院議員は「問題発生を防止するための早急な措置が必要だ」と、未納を誘発する制度上の改善を求めた。
 これに対して野党側では、又市征治社民党幹事長が「法案の欠陥と疑惑、争点隠しだ」と批判を強め、広野允士民主党参院議員は「国民負担増を強いる法案を出して自分が払っていないのは論外だ」と、辞任は当然と決め付けた。ただ、菅民主党代表の未納については同党の谷林、広野参院議員が「法案を提出する要の福田氏と菅代表は立場が違う」と説明した。村井宗明同党代議士は「国民の生活に直結する今法案の負担増と給付減を追及すべきだ」と述べた。
●長勢氏は5カ月間の未納 
宮腰氏は不備確認し納付
 長勢氏は厚生政務次官を務めた一九九五(平成七年)八月から翌年一月まで五カ月間の未納が分かった。同氏は「当時はきちんとしておいてくれと指示していた。自分で見れば分かったかも知れないと愕然としており、今は申し訳ないとしか言えない」と話した。
 
宮腰氏は二〇〇二(同十四)年一月の農水政務官就任に伴って厚生年金を切り替える際、共済保険に共済年金がセットになっていると勘違いした。同氏は昨年十一月の衆院選前に手続きの不備を確認し、未納期間が生じないよう既に納付している。

2004/05/15
【富山新聞】

「失敗土台にステップを」合併問題で黒部市長
 荻野幸和黒部市長の後援会総会は十四日、同市北新のパレス扇寿で約三百人が出席して開かれた。荻野氏は三町との合併協議が破綻したことについて「失敗を無にせず次の世代の土台にステップしてほしい」と述べた。
 合併については「黒部川を挟んで同じ考えを持つには時間がかかると思った」との感想も示した。
 総会には
宮腰光寛代議士も出席し、堀内三郎後援会長が「後援会会員を増やして、荻野市長を支えたい」とあいさつした。

2004/05/18
【富山新聞】

「相互理解で友好を」北方領土問題でクリル副長、ロシア人訪問団が富山県庁を表敬
 北方領土問題対策協議会と北方領土返還要求運動富山県民会議(会長・荻野幸和黒部市長)などのビザなし交流事業で県内を訪れている同島在住のロシア人訪問団は十七日、県庁を表敬訪問し、意見交換で領土問題の解決には相互理解で友好を深めることが大切とする見解で一致した。
 団長のルサコフ・アレクサンドル・ニコラビッチサハリン州クリル地区(択捉島)副地区長は受け入れに謝辞を述べた上で、「富山を視察して友人が増えた。互いに理解を深めることが本当の友好関係」と述べた。
 これに対し、澤合敏博出納長は中沖豊知事が一昨年八月にビザなし交流で国後、色丹島を訪問したことを挙げ、「訪問で理解が生まれる。(北方四島との)友好関係を築きたい」と話した。
 ニコラビッチ団長と澤合出納長が記念品を交換した。表敬には北方領土問題対策協会の井上達夫理事長と県民会議事務局長の大野久芳県議が同席した。
 富山市の富山全日空ホテルで対話集会が開かれ、訪問団と県内在住の北方領土からの引き揚げ者らが懇談した。また、夕食交流会では井上理事長と荻野市長、ニコラビッチ団長があいさつ。澤合出納長が乾杯発声し、内閣府政務官の
宮腰光寛代議士と参議院沖縄及び北方問題に関する特別委員会委員長の谷林正昭参院議員が記念品を贈った。

2004/05/21
【富山新聞】

8、9月にサハリン訪問、宮腰代議士ら、マラホフ州知事と懇談
 北方領土返還・四島促進交流議連とロシア・サハリン州のマラホフ知事との懇談会=写真=は二十日、東京・永田町の衆院議員会館で行われ、同議連事務局長を務める自民党の
宮腰光寛代議士らがビザなし交流や人道支援について意見交換した。
 
宮腰氏は、平和条約締結に向けた日ロ賢人会議やビザなし交流に触れ、「八月か九月にサハリンを訪問し、議員レベルの交流を進めたい」と述べた。マラホフ知事は「ビザなし交流は有意義で、参加する人の制限を取り除くべき」と答えた。
 小里貞利議連会長が「サハリンには兄弟のような気持ちを感じている。日ロ行動計画も着実に進んでいる」とあいさつし、北方領土問題の早期解決を求める意見もあった。マラホフ知事は「領土だけでなく文化や経済なども総括的に考える必要がある」と述べた。

2004/05/23
【北日本新聞】

サハリン州知事との懇談、宮腰光寛衆議院議員
 超党派の国会議員で構成する北方領土返還・四島交流促進議員連盟の事務局長として、来日中のマラホフ・サハリン州知事との懇談会で司会を務めた。出席者からは北方領土問題に関する質問が相次ぎ、自身も「領土問題の解決が両国の国益になる。知事のリーダーシップを期待したい」とエールを送った。
 知事は州最大の貿易相手国が日本であることを紹介し、石油や天然ガスプロジェクトにつて説明。一方、北方領土については「政府と外務省レベルで交渉中。領土問題は平和条約の締結などと含め、総括的に解決するべき」と述べるにとどまった。
 議連では夏ごろにサハリン州訪問を企画している。「地元議員のみなさんと意見交換したい」

2004/05/25
【富山新聞】

北陸新幹線の延伸「点」か「線」か、最後の攻防、福井―敦賀間、森氏「見直し条項に」ミニにも言及、譲歩戦術か
 北陸新幹線の福井駅舎整備を福井延伸の担保とする与党案が徐々に固まる中、福井駅の「点整備」以上の証がとれるのか、最後の攻防が続いている。北陸新幹線建設促進議員連盟の森喜朗会長は二十四日、六月にまとめる与党見直し案に福井―敦賀間の道筋をつけるため「見直し条項」の盛り込みが必要だと強調、「線整備」の担保確保に意欲をみせた。
 都内のホテルで開かれた北陸新幹線建設促進大会で森氏は、二〇〇五年度に福井駅舎整備に着手するとした小里貞利自民党整備新幹線特別委員長の私案を「三百億円かかる駅舎整備を新幹線建設費でやれば(将来)福井までレールが通るということだ」と述べ、福井延伸の担保になるとの見解を示した。
 ただ「これだけではだめだ」とも述べ、福井以西の整備を担保するため、与党合意の中で福井―敦賀間の「見直し条項」を設けることが不可欠だとし、小里氏や党幹部と最終調整をしていることを明らかにした。
 背景には、福井県を中心に南越(武生市)までの一括認可を求める姿勢を崩さない北陸沿線に対する「誠意」(森氏)がある。促進大会で森氏は福井―敦賀間はミニ新幹線やフリーゲージ(軌道可変)方式の採用もあり得ると言及。フル規格でなく、あえて建設費の安いミニ新幹線などを挙げたのは「北海道や長崎に対し、北陸が譲歩している姿勢を示すことで、線整備の印をつけたいとする森氏の高等戦術ではないか」(福井県関係者)との声も出た。
●小里氏、我慢を
 だが、財源をたてに「線整備」の担保まで与えることには、政府や自民党内にも抵抗がある。西川一誠・福井、谷本正憲・石川の両知事ら同新幹線建設促進同盟会が同日、政府や自民党幹部に南越までの一括認可を要請したが、小里特別委員長は「福井駅をつくることは現段階では破格の説明だ。財源に制限がある中で北陸も北海道も一つ山を越えましょうということだ」と福井以西に我慢を求めた。
●国交省「耳痛い」
 国土交通省の岩村敬審議官も「耳が痛い話」、財務省の枝廣直幹主計官(新幹線担当)も「沿線だけでなく全国の利益にかなう議論の積み重ねが必要」と渋い顔だった。また自民党本部で開いた北陸新幹線建設促進議員連盟総会でも、沿線国会議員に対し国交省の丸山博鉄道局長が「二〇〇〇年末の政府・与党合意に基づき進めるだけ。政治が決めることだ」と踏み込まなかった。
 与党は今週中にもプロジェクトチーム(作業部会)を開催し、参院選前の六月前半に与党案の合意を目指す。促進大会終了後、福井商工会議所の江守幹男会頭が森氏に歩み寄り「すっきりした発言でした。期待してます」と後一押しを求めた。北陸沿線が求める福井駅の「点整備」以上の成果が獲得できるか、ぎりぎりまで駆け引きが続く。
●「活性化の起爆剤」 中沖知事、早期整備を要望
 北陸新幹線建設促進同盟会長を務める中沖豊知事は二十四日、東京・紀尾井町の赤坂プリンスホテルで開かれた建設促進大会で「整備新幹線は地域活性化の起爆剤となる。北陸新幹線は経済波及効果や収支改善効果に一番優れている」とあいさつし、長野―富山間の早期完成と南越までの早期整備を要望した。
 中沖知事は「整備新幹線は沿線各地域の経済、社会、文化などの発展に計り知れないインパクトを与えてきた。北陸新幹線は東海道新幹線の代替補完機能を有し、日本海国土軸の形成や国土の均衡な発展に不可欠だ」と述べた。
 綿貫民輔、長勢甚遠、
宮腰光寛の各代議士、野上浩太郎参院議員が出席し、北陸経済連合会の山田圭藏会長も要望した。

2004/05/29
【富山新聞】

参院選、結束の場に、上田議長就任祝賀会、自民県連大会の趣も
 富山県議会二月定例会で議長に就いた上田信雅県議(63)=五期、砺波市鷹栖=の議長就任祝賀会が二十八日、砺波市のホテルニチマ倶楽部で開かれた。上田氏の祝賀会ではあるものの、来月二十四日公示予定の参院選を控えてか、自民党国会議員らも顔をそろえる中、参院選に向けて結束を固める場の趣も漂わせた。
 祝賀会には自民党の綿貫民輔前衆院議長、萩山教嚴、橘康太郎、
宮腰光寛代議士、野上浩太郎参院議員をはじめ、同党の県議が出席。さらに中沖豊知事をはじめとする県内首長らが並んだ。
 「上田氏の温厚、誠実な人柄」(関係者)を反映し、公明をはじめ民主、社民各党の県議も出席したが、「参院選を控えて自民党県連大会の祝賀会」(同党県議)との声も聞かれた。
 綿貫前衆院議長らからの祝辞では「上田さんは任せて安心できる政治家」など、上田氏をたたえるあいさつが続いたが、乾杯の発声は自民党公認で参院選県選挙区に出馬する河合常則県議会同党議員会常任顧問が務め「参院選への結束を意識した暗黙の乾杯」(同党県議)ともなった。
 市町村長もほとんどが、参院選で河合氏後援会の市町村支部長を務めるだけに「これも上田さんの人柄。ちょうどいい機会を提供してくれた」(砺波広域圏の町長)と本音が漏れた。
●上田氏、「議会運営に尽力」
 祝賀会では発起人代表の安念鉄夫砺波市長があいさつし、中沖知事、綿貫前衆院議長、平村国光県議会自民党議員会長、森雅志富山市長、秋本敏文日本消防協会理事長の順で祝辞を贈った。
 これに対し上田氏は「これまでの経験を生かし、円満な議会運営に精いっぱい努力し、住民が安全で安心して生活できる消防を目指したい」と感謝の気持ちを込めて決意を述べた。
 祝賀会には、稲垣忠一砺波商工会議所会頭、高木繁雄北陸銀行頭取、宮本佐智夫富山新聞社代表らも出席した。
●知事選で憶測懸念 石井氏に代わり秋本日本消防協会理事長
 上田氏は県政の中核を担う一方で、砺波市消防団長、県消防協会長も務めており、日本消防協会の次期副会長に内定している。このため秋本日本消防協会理事長が祝福に駆けつけた。
 当初の予定では石井隆一前消防庁長官(富山市出身)が出席することになっていたが、石井氏に関する次期知事選をめぐる憶測の高まりを懸念し、秋本理事長が急きょ交代したとみられている。
 この日午後の飛行機で県入りした秋本理事長は、原稿なしで祝辞に立ち、自民党消防議員連盟会長を務める綿貫氏、元消防大学長の中沖知事のことも紹介しながら「上田議長の協会副会長就任で富山県は消防協会を支える中軸となる。絶大な協力をお願いしたい」と本音で期待を寄せた。

2004/05/30
【富山新聞】

議席奪還を期し始動、参院選富山県選挙区、自民党・河合氏が事務所開き
 来月二十四日公示予定の参院選富山県選挙区に自民党公認で出馬する河合常則県議(67)=城端町=の後援会事務所開きが二十九日、富山市大町の同事務所で行われ、約五百人(主催者発表)が一九九八(平成十)年の参院選で永田良雄氏=当選後に死去=が獲得した議席奪還へ結束を確認した。
 神事に続き、中尾哲雄後援会長(インテック社長)が「今回の選挙は六年前の弔い合戦。人格、識見、経験ともに豊かな河合氏は申し分のない候補。結果が出るまでの約四十日間を戦い抜きたい」とあいさつした。
 続いて、自民党県連会長で選対総括責任者の長勢甚遠代議士や綿貫民輔、萩山教嚴、橘康太郎、
宮腰光寛の各代議士、野上浩太郎参院議員、上田信雅県議会議長、荻野幸和黒部市長、自民党富山市連支部長の力示健蔵富山市議が激励した。
 これに対し、河合氏は「昨年暮れの出馬表明から多くの方々に出会い勉強させてもらった。安全で元気な地域社会実現へ誠実に慎み深く取り組み、皆さんに恩返しをしたい」と決意を語った。
 事務所開きには江西甚昇県農協中央会長や島田一公明党県本部代表らも出席した。選対副総括責任者の平村国光自民党県議会議員会長が閉会のあいさつをし、ガンバロー三唱で気勢を上げた。

2004/05/31
【富山新聞】

稗苗支部長ら新役員決める、自民党魚津市連総会
 第四十九回自民党魚津市連総会は三十日、同市駅前新町のホテルサンルート魚津で約百四十人が出席して開かれ、新支部長に稗苗清吉県議、特別相談役に高野行雄県議、副支部長に清水修三、山本弘吉市議、幹事長に浦崎将隆市議など新役員体制を承認した。任期は一年間。
 千田稔支部長は勇退、澤崎義敬市長と共に名誉顧問に就いた。
 千田氏は「澤崎市長の下で新生魚津市のために頑張ってほしい」とあいさつ、稗苗支部長から感謝状が贈られた。澤崎市長は来賓祝辞で「党議拘束を破り結果的に市長になったが、市連の方針、基本施策は私の考えとも一致する。これからもよろしくお願いしたい」と協力を求め、今後も自民党員として活動する考えを示した。
 総会には
宮腰光寛代議士、次期参院選県選挙区に自民党公認で出馬する河合常則氏の妻、朋子さん、城端町の岩田忠正町長が出席し、全員で特別決議案を採択して河合氏の必勝を誓った。